トヨタ新型ノア/ヴォクシーの14インチ有機EL後席ディスプレイが2023年9月末で販売終了!後継機種は新型40系アルヴェルと同じ13.2インチ有機ELに決定!2024年2月より発売スタート

新型ノア/ヴォクシー用の14インチ有機EL後席ディスプレイは、2023年9月末に販売終了へ

2022年1月に発表・発売されて1年8か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)。

前回のブログでは、2023年3月にディーラーオプションとなる14インチ有機EL後席ディスプレイの供給元(JOLED社)が経営破綻により倒産 → 14インチ有機ELディスプレイの生産終了 → 在庫品限りの販売となることをお伝えしました。

その代替え品として、13.2インチの有機EL後席ディスプレイが販売されることをお伝えしましたが、ようやく本モデルに関する新たな情報が展開されましたので、早速ご紹介してきたいと思います。


13.2インチ有機ELディスプレイ価格は140,800円(税込み)!

こちらが今回、新型ノア/ヴォクシー用に販売される13.2インチ有機ELディスプレイ「V13T-R72R」。

発売時期は2024年2月を予定しているとのことですが、既に2023年9月14日より、トヨタディーラーにて見積もり作成は可能とのこと。

本体価格は140,800円(税込み)とのことで、工賃も含めると15万円オーバーになるとは思われますが、以前からの予想通り新型アルファード/ヴェルファイアと全く同じサイズで、全く同じ型式になりますね(価格やリリース時期も全く同じ)。

14インチ有機EL後席ディスプレイをディーラーオプションにて販売していたのは新型ノア/ヴォクシーのみ

ちなみにこちらが、2023年9月末で販売終了予定となっている14インチ有機ELディスプレイ。

よくよく考えてみると、14インチ有機ELディスプレイをディーラーオプションとして展開するトヨタのラインナップモデルは、ノア/ヴォクシー以外に無く、アルファード/ヴェルファイアでも14インチを設定できるのは最上級のEXECUTIVE LOUNGEのみなんですね。

そう考えると、14インチ有機EL後席ディスプレイを搭載する個体の希少性はk今後高まるかもしれないですし、今後の中古車市場に加え、14インチ有機ELディスプレイのみが高額値で転売されないかが不安。

またその一方で、14インチ有機EL後席ディスプレイの製造元(JOLED)が2023年3月に経営破綻したことを受け、今後の14インチの保証や修理などはどうするのか?という懸念もありますし、何らかのトラブルにならないことを祈りたいところです。

14インチと13.2インチ有機ELの基本的スペックは(サイズを除いて)大きく変わらない模様

ちなみに、13.2インチ有機EL後席ディスプレイの基本スペックは、14インチ有機ELと概ね同等レベルとのことで、元々メーカーオプションとして準備されているCD/DVDデッキにも対応しています。

サイズ感という点では、どうしても不満に感じる部分はあるかと思いますが、「後席は映像、前席はBluetoothやUSBによる音楽再生」といった個別操作も可能なので、使い勝手という点では劣らないと予想されます。

2ページ目:13.2インチ有機ELディスプレイでは、Amazon Fire TV Stickの視聴は可能?スプリッターを介する必要はない?