(2024年)一部改良版・トヨタ新型カローラクロスと新型60系プリウス(1.8L HEV)の価格帯を比較してみた。金額だけを見るとプリウスの方が割安なのだが…?
比較すべきではないが、同じエンジン&ハイブリッドシステム&プラットフォームを採用して、どれだけ価格差が生じる?
2023年10月18日に発表・発売予定となっているトヨタの一部改良版・新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。
既に当ブログでは、本モデルのグレード別価格帯や変更・改良内容、そして見積もり内容をどこよりも早くご紹介しましたが、今回は、同じエンジンと同じ新世代ハイブリッドシステムを採用し、同じプラットフォームTNGA-Cを搭載する新型プリウス(New Prius, 60系)と、どれだけ価格帯が異なるのか?チェックしてみたいところ。
ボディスタイルや使い勝手、積載容量、ボディサイズなどが異なるため、価格比較を行う必要性は特に無いのですが、ちょっとした興味本位も含めて見ていきたいと思います。
カローラクロスとプリウスのボディサイズやラゲッジ(荷室)容量をおさらい
両車のグレード別価格帯や特徴などをチェックする前に、まずはおさらいも兼ねて、それぞれのボディサイズやラゲッジ容量を見ていきましょう。
【(2024年)新型カローラクロスHEVとプリウスHEVの主要諸元比較】
[カローラクロス1.8L HEV]
◇全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm
◇ホイールベース:2,640mm
◇最低地上高:160mm
◇室内長1,800mm×室内幅1,505mm×室内高1,260mm
◇最大荷室容量(5名乗車時):487L
[プリウス1.8L HEV]
◇全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm
◇ホイールベース:2,750mm
◇最低地上高:150mm
◇室内長1,840mm×室内幅1,500mm×室内高1,130mm
◇最大荷室容量(5名乗車時):422L
こうして2台を比較してみると、プリウスの方がコンパクトで使い勝手も圧倒的に高いのかな?と思いきや、意外にも全長やホイールベースはカローラクロスの方が短め(合わせて室内長もカロクロの方が短いですね)。
もちろん、こうして主要諸元だけを並べても実際に活用してみないと使い勝手の良し悪しはわからないですし、カローラクロス・ガソリンZ[2WD]を過去に所有し、現在はプリウス2.0L HEV Z[2WD]を所有する私からすると、どちらも丁度良いコンパクトさだと考えています。
新型プリウスのグレード別価格帯をチェックしていこう
そしてここからは価格比較。
まずは、新型プリウスのグレード別価格帯をチェックしていましょう。
【(2023年)新型プリウスのグレード別価格一覧(10%税込み)】
[1.8L HEV]
◇X(法人向け専売):[2WD]2,750,000円/[E-Four]2,970,000円
◇U(KINTO専売):[2WD]2,990,000円/[E-Four]3,210,000円
[2.0L HEV]
◇G:[2WD]3,200,000円/[E-Four]3,420,000円
◇Z:[2WD]3,700,000円/[E-Four]3,920,000円
以上の通りとなりますが、カローラクロスとの価格帯を比較するのであれば、1.8L HEVモデル(275万円~321万円)が最も比較しやすいと思います。