【悲報】ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のカーボンテールゲートスポイラーの納期が長すぎてヤバイ…何と納期「最大8年」ととんでもないことに

新型シビックタイプR(FL5)専用のカーボンパーツは、「幻のパーツ」となってしまいそうだ

2023年6月23日、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)にて設定される以下のディーラーオプションが、全て受注一旦停止となったことをお伝えしました。

2023.06.23
CIVIC TYPE Rをご検討中またはご購入いただいたお客様へ
一部商品受注停止に関するお詫び

Honda純正アクセサリーをご検討またはご購入いただき誠にありがとうございます。

現在、テールゲートスポイラー(カーボン)のお届けに大変お時間をいただいておりますが、その他一部の商品につきましてもお届けに大変お時間をいただく見通しになったことから、以下3商品の受注を一時停止させていただきます。

・テールゲートスポイラー(カーボン)
・インテリアパネル(カーボン)センターコンソールパネル部
・インテリアパネル(カーボン)ドアパネル部

お客様には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

via:Honda

これらの受注が一旦停止となった理由は、イタリアの製造元が自然災害・洪水の影響により、生産継続がほぼ不可能な状態になっているからとのことですが、加えて今回、テールゲートスポイラーのおおよその納期が明らかになったわけですが、その納期がとんでもないことになっています。


何と納期「最大8年」!まさかメーカー公式からこんなとんでもない納期回答があろうとは…

これはYouTubeのきんぱチャンネルさんでも紹介されていて、私がお世話になっているホンダディーラーでも明らかになっていることなのですが、ホンダアクセスからの通達は以下の通り。

2023年6月22日までにオーダー済みのお客様への納品完了まで複数年お待たせする可能性をお伝えさせていただきました。

その後、現在のサプライヤーの生産能力の回復状況の確認、さらに生産能力拡大等検討を継続してまいりましたが、増産困難な状況です。

それを踏まえ納品ペースから逆算をしたところ、テールゲートスポイラーについて納品完了までに約8年を要する見通しでございます。


新規サプライヤーへ着手し今期末を目途にサプライヤーと供給量を決定する目標で推進しており、更新情報は、D-netに掲載させて頂きますのでご確認ください。

尚、新規サプライヤ-にて製造元が変更となります事を合わせてご承知おき下さい。

まさかの納期「最大8年」とな…これはあくまでも2023年6月22日までに受注した場合の納期になりますが、イタリアの製造元以外での新規サプライヤーがどのタイミングで見つかり、納期がどれだけ短縮されるかは全くの未定なので、このまま幻のパーツで終ってしまうのかもしれません。

カーボンテールゲートスポイラーの受注付とお届け目安(納期)もチェックしていこう

ここからは、カーボンテールゲートスポイラーの受注月に対するお届け目安年月(納期)をチェックしていきましょう。

【受注年月日/お届け目安年月(2023年9月20日現在)】

2022年9月受注/2023年8月お届け

2022年10月受注/2024年4月までお届け

2022年11月受注/2025年中旬までお届け

2022年12月受注/2026年中旬までお届け

2023年1月受注/2027年年内お届け

2023年2月受注/2028年年内お届け

2023年3月受注/2029年1Q(第1四半期)お届け

2023年4月受注/2029年中旬お届け

2023年5月受注/2030年中旬お届け

2023年6月22日までに受注/2031年12月までお届け

2023年6月23日以降/受注停止にてお届け無し

上の一覧の通り、受注時期が1か月ズレるだけで納期が1年も変化することが驚きですが、そもそも年間で何セットのカーボンテールゲートスポイラーを製造しているのかも気になる所(ハンドメイドで数が少ないとはいえ…)。

カーボンテールゲートスポイラー以外のカーボンパーツは早めに納品予定のようだ

なお、カーボン製インテリアパネルセンターコンソールパネル部や、カーボン製インテリアパネルドアパネル部に関しては、前者が2023年1月22日受注分まであれば2023年10月末までに納品可能で、後者は2023年6月17日受注分までであれば2023年10月末までに納品可能とのこと。

2ページ目:カーボンテールゲートスポイラーは注文書に記載しているのに、実際には注文していない可能性も?