トヨタ新型ランドクルーザーミニのエンジンがリーク?プラットフォームはハイラックスと共有し、製造元は日本ではなくタイとの噂…ハイブリッド設定との情報も
ライバルはスズキ・ジムニーシエラとの情報もあるが…?
トヨタは2023年8月2日、2種類の顔を持つ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)を発表しましたが、この発表に合わせて”シレっと”ピュアEV版のランドクルーザー(New Land Crusier)とコンパクトなボディサイズのランドクルーザーミニ(New Land Cruiser Mini)らしきティーザー画像を公開しました。
恐らく多くの方が注目していたであろう新型ランドクルーザーミニのティーザー画像ですが、現時点では具体的な仕様などは明らかになっていないものの、どうやら国内自動車情報誌マガジンXさんが、本モデルに関する一部仕様の情報を入手したとのこと。
具体的にどういったエンジンを搭載し、どのようなプラットフォームを採用するのか、そして製造元はどこになるのかチェックしていきましょう。
新型ランドクルーザーミニのボディサイズは、C~Dセグメント相当のSUVになる?
国内自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、新型ランドクルーザーミニは「スズキ・ジムニーキラー」の異名を持つ一台とのことで、そうなるとボディサイズもかなりコンパクトになるのでは?という期待も。
しかしながら、マガジンXさんの報道によると全長4,350mm×全幅1,860mm×全高1,880mm、ホイールベース2,580mmと中々のサイズ感で、A~BセグメントSUV相当かと思いきや、カローラクロス(New Corolla Cross)/RAV4/ハリアー(New Harrier)のようなC~Dセグメント相当のサイズ感になるようです。
なお参考までに、上記3車種とジムニーシエラ/5ドアジムニーのボディサイズは以下の通り。
(仮)ランドクルーザーミニ:全長4,350mm×全幅1,860mm×全高1,880mm
カローラクロス:全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm
RAV4:全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm
ハリアー:全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm
ジムニーシエラ:全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mm
5ドアジムニーシエラ:全長3,985mm×全幅1,645mm×全高1,720mm
エクステリアはコンパクトクルーザーEVが最も近しい?
ちなみにボディスタイルについては、マガジンXさんによるとトヨタが過去に発表したピュアEVモデルのコンパクトクルーザーEVに倣うデザインだとか。
以前オーストラリアカーメディアDrive.comが公開した、丸目タイプのヘッドライトを搭載した新型ランドクルーザー250のコンパクト版とは異なるそうで、ヘッドライト意匠も角ばったデザインで、スペアタイヤもボディアンダーではなくバックドアの背面に装着されるとのことで、昔ながらの懐かしいエクステリアとなることが期待されるそうです。
プラットフォームはハイラックスと共有?日本ではなくタイで製造?
プラットフォームについては、新型ランドクルーザー300/レクサスLX600のようにラダーフレームベースのTNGA-Fではなく、現行ハイラックス(Hilux)のフレーム式コンポーネンツを共有するとのことで、オンロードだけでなくオフロードでの走破性も考慮したクロカンモデルとなるようです(クロカン系であればモノコックは流石に無さそう?)。
そしてもう一つ気になるのは製造元だと思いますが、本モデルは東南アジアを中心に見据えた戦略的なモデルなのだそうで、日本での製造ではなくタイが濃厚とのこと。
そうなると、日本での市販化はどうなるのか?という疑問もあるかと思いますが、マガジンXさんによれば、日本にはハイラックス同様に輸入モデルとして導入される予定で、しかしどのパワートレインが設定されるかまでは不明だとか。