これが噂のトヨタ新型ランドクルーザーミニ?ピュアEVも設定しスズキ新型5ドアジムニー対抗との噂も…更に新型ランクル70の3ドア版もリーク
トヨタの新車発表ラッシュは他社には真似できない
2023年8月2日、トヨタはランドクルーザープラド(Toyota New Land Cruiser Prado)の後継モデルとなる新型ランドクルーザー250を発表し、更に一部改良版・新型ランドクルーザー70の内外装デザインを発表、同年秋頃に再再販することを明らかにしました。
このデジタルワールドプレミアに合わせて、トヨタは更にランドクルーザーの派生モデル?と思わしき新たな2車種のシルエット/ティーザー画像を公開し大きな話題となりました。
こちらが新型ランドクルーザー250/ランドクルーザー70のデジタルワールドプレミアにて公開された1枚となりますが、背景のスクリーンに向かい合うオフロードクロカンらしきシルエットが2台登場し、左側はコンパクトモデル、右側がロングボディながらもピュアEVルックなシルエットとなっています。
トヨタは新たな車種として新型ランドクルーザーミニをラインナップする?
まだまだ詳細が何も明らかになっていない新型ランドクルーザーの派生モデル。
スタイリングやサイズ感からして、先程のスクリーン左側に登場した個体がランドクルーザーミニと仮定した場合、一体どのようなモデルになるのでしょうか?
既に本モデルに関しては、国内自動車情報誌マガジンXさんも取り上げられていて、あくまでも仮称はランドクルーザーミニですが、どうやら内燃機関とピュアEV(電気自動車)の2パターンをラインナップ予定とのこと。
しかもボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベース2,580mmとのことで、見るからにAセグメントSUVのトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーを意識したようなコンパクトサイズ。
ボディサイズやプラットフォームからして、競合はスズキ新型ジムニー5ドアか?
プラットフォームは、モノコック構造ではなくフレーム式シャシーがベースになるとのことで、ランドクルーザーの名に恥じない走破性を重視したオフロード志向の一台になることが期待されますし、おそらく競合モデルはスズキ新型ジムニー5ドア(Suzuki New Jimny 5 Door)である可能性が高そう。
ちなみにマガジンXさん曰く、フレーム式シャシーをベースにしつつ、コンパクトなサイズ感を提供する狙いとしては、ボディサイズ面での税制や、舗装されていない公道が多いインドなどの新興市場をターゲットにしているからだと云い、そのなかでトヨタのように信頼性と耐久性を売りにするランドクルーザーブランドが登場することで、市場を独占することが期待されるからだとか。
パワートレインは純エンジンとピュアEVの2種類?
そしてもう一つ注目したいのがパワートレインですが、先述にもある通り、ランドクルーザーミニには内燃機関とピュアEVの2種類が展開される計画があるそうで、一方でハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)の設定が無いところも気になる所。
マガジンXさん曰く、コンパクトなボディでフレーム構造を採用するモデルだと、内燃機関と電動系テクノロジーの両方を搭載することは、スペースの関係も含めて採用が難しいとの見方があるようです。
何れにしても、トヨタから新たなランドクルーザーの派生モデルが登場する可能性があることは喜ばしいことであり、新興国でも「生きて帰って来られる車」をコンセプトにしたモデルが波及することを待ち望む声も多かったのではないかと予想されます。