新型N-BOXの牙城を崩すかもしれない…フルモデルチェンジ版・スズキ新型スペーシアの内外装デザインが先行公開！後席オットマン＆アームレスト／電動パーキングブレーキ採用へ
スズキ新型スペーシアは間違いなく新型N-BOXを脅かす存在になる
2023年10月26日～11月5日まで、東京ビッグサイトにて開催予定となっているジャパンモビリティショー2023(旧東京モーターショー)ですが、スズキが公式出展概要を明らかにするとともに、フルモデルチェンジ版・新型スペーシア(Suzuki New Spacia)／スペーシアカスタム(New Spacia Custom)の内外装デザインを先行公開しました。
https://creative311.com/?p=155106今回スズキが公開しているのは、ジャパンモビリティショー用のコンセプトカーではあるものの、フロントマスクやボディスタイル、そして内装はほぼほぼ量産仕様になると予想されます。
その豪華過ぎる装備内容に加え、競合モデルとなるであろうホンダ新型N-BOXを脅かす存在になることは間違いないかと思われますから、どのような装備なのかチェックしていきましょう。
ノーマルボディの新型スペーシアを見ていこう
まずはノーマルボディの新型スペーシアを見ていきましょう。
基本的には、現行スペーシアのキープコンセプトではありながらも、フロントアッパーグリルはシルバー加飾のようなスクエアフレームが設けられ、ヘッドライト意匠はリフレクター式のLEDに非LEDのフロントウィンカーを搭載。
ちなみにこちらが、現行スペーシアのノーマルボディ。
こうして見比べてみると、フロントバンパーのデザインだけでなく、ボディサイドのプレスラインもシングルとダブルで細かく異なっていることがわかりますね。
改めて新型スペーシアのサイドビューを見ていきましょう。
現行スペーシア同様に、フロントフェンダー付近には”マイルドハイブリッド”のバッジが確認でき、その直下にはフロントウィンカーが設けられ、アウターサイドミラーにはフロントウィンカーらしきものが確認できないことがわかりますね(現行はサイドミラーにウィンカーが設けられていた)。
こちらはリヤクォータービュー。
ボディカラーは優しい雰囲気のイエロー×オフホワイトの2トーンカラー。
リヤテールランプは縦型基調でLEDだと思われますが、リヤウィンカーはフロント同様に非LEDで統一しているようですね。
インテリアはモダンな雰囲気で充実した装備内容に
そしてここからはインテリアを見ていきましょう。
やはり今回のフルモデルチェンジで一番注目したいのは、足もとにパーキングブレーキが確認できず、センターシフトの奥に隠れるように電動パーキングブレーキ(EPB)レバーとオートブレーキホールド[ABH]らしきものが確認できること。
そしてメーター類は、まさかのアナログではなく液晶とLCDのハイブリッドなので、ある意味フルデジタルタイプ。
ディスプレイオーディオは9インチとのことですが、スマホとのミラーリングや、Apple CarPlay／Android Autoにも対応しているとのこと。
もうミニバンやん！後席には格納式センターアームレストとオットマンを完備！
そしてこちらはシートレイアウトですが、まさかの後席アームレストとオットマンが装備されるという豪華仕様。
これまで後席アームレストは、ホンダN-BOXでしか設定されていませんでしたが、遂に新型スペーシアにも装備されるようになったんですね。
しかもミドルサイズミニバン以上に装備されるようなオットマン機能まで…
ここまで来ると、競合モデルのホンダN-BOXやダイハツ・タント(Daihatsu New Tanto)日産ルークス(Nissan New ROOX)、三菱デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)に対抗できるとかそういうレベルではなく、王者N-BOXの牙城を崩すかもしれない最強のライバルになりそうですね。