スズキの本気度がヤバイ…フルモデルチェンジ版・新型ハスラーEVと思われる内装が豪華過ぎる件。次期スイフトはマセラティMC20風でカッコいいぞ

スズキは軽自動車市場においてトップを獲り続けるメーカーになり得るかもしれない?

スズキは、2023年10月26日~11月5日まで開催予定となっている(プレスデーは25日)東京ビッグサイトでのジャパンモビリティショー2023にて、フルモデルチェンジ版・新型スイフトコンセプト(Suzuki New Swift Concept)や、新型スペーシア(New Spacia)/スペーシアカスタム(New Spacia Custom)を発表することを明らかにしました。

そして、2023年11月に発表・発売予定となっている新型スペーシア/スペーシアカスタムに関しては、現行モデルのデザインをキープコンセプトとしながらも、内装はホンダ新型N-BOXを圧倒するレベルの装備内容になることが期待されています。

今回は、そんなコンセプトモデルが多数発表されるスズキから、新たに発表される新型eWXコンセプトと新型スイフトコンセプトについてチェックしていきましょう。


新型eWXコンセプトは、次期ハスラーEVに相当する?

早速、おさらいも兼ねて新型eWXコンセプトの内外装をチェックしていきましょう。

本モデルは、スズキの軽自動車の特長である楽しく実用的な軽ワゴンと、EVらしい先進感をクロスオーバー化させたコンセプトモデル。

EVらしくすっきりとしたシンプルなボディ造形に、親しみやすいキャラクターを施したエクステリアと、軽やかで使いやすく居心地の良い室内空間で、毎日の生活を支える「相棒」のような存在を表現しているとのこと。

こうしたスズキの概要を見ていくと、現在ラインナップされている軽クロスオーバークラスのハスラーをベースにしたモデルだと予想され、将来的にハスラーEVとしての市販化が期待できそうなところ(っというかスタイルからしてハスラーにしか見えない)。

サイズ感としては、ハスラーに近く、しかし全高は60mm低い

ボディサイズとしては、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,620mmとまさに軽規格そのもので、現行ハスラーのボディサイズ全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mmにかなり近い寸法。

全高が-60mm低いのは様々な理由があるかと思いますが、ピュアEV化による重量増で走行時の安定性が懸念されることから、全高を低くして重心位置を下げることも目的の一つなのでは?と推測。

なお、eWXコンセプトの航続可能距離は230kmとのことですが、おそらく競合は日産の新型サクラ(Nissan New SAKURA)や三菱の新型eKクロスEV、そして2025年以降に発売予定のホンダ新型N-ONE EVが対象になるものと予想されます。

近未来的なコンセプトデザインは、量産モデルでどこまで反映される?

リヤクォータービューはこんな感じ。

全体的に丸みを帯びたスタイルは、ハスラーの”コロン”とした親しみのあるデザインを踏襲しつつ、ピュアEVと先進性をミックスさせることで特別感を演出。

そしてフロント同様に、リヤテールランプレンズを楕円形にすることで先進性を持たせていますが、ウィンカーはどのように点滅するのか、量産モデルでもキープコンセプトとするのか気になる所ですね。

内装はシンプルながらも豪華

続いてインテリアを見ていきましょう。

ポップなカラーリングと水平基調を意識したコックピットが何ともユニークでシンプルですが、ナビゲーションディスプレイとフル液晶メーターを一体化させているところは近未来的。

ちなみにセンターディスプレイ直下に設けられた丸形スイッチは、エアコン関係のスイッチとハザード。

親しみやすさのなかに”今までなかったアイデアと工夫”も

助手席側のインパネには、何ともユニークな”+(プラス)”と”-(マイナス)”のコンビニフックを装備。

こういった遊び心はスズキの魅力的なところの一つだと思いますし、実用性を備えながらも今までに無かった工夫ポイントでもあるところ。

2ページ目:新型ハスラーEVには電動パーキングブレーキも装備?!次期スイフトは”あのスポーツカー”に似ている?