トヨタ新型カローラスポーツ/カローラツーリング/アクア/C-HR、フィアット500シリーズに累計5万台超えの大量リコール!燃料漏れの恐れアリ

カローラスポーツのワイパー部に問題があるようだ

一部改良版・トヨタ新型カローラスポーツの1車種・計1,056台にリコール。

不具合内容としては、前面ガラスの窓ふき器(ワイパー)において、生産指示が不適切なため、寒冷地仕様の車両に標準仕様のワイパーモータおよびワイパーリンクが組付けられたものがあるとのこと。

そのため、着雪状態によっては払拭不良となるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[カローラスポーツ]
・6BA-MZEA12H/M Z E A 1 2 – 4 0 0 0 0 0 1~M Z E A 1 2 – 4 0 0 1 2 0 2/令和 4年 8月24日~令和 5年 4月12日/181台(寒冷地仕様車)

・6AA-ZWE219H/Z W E 2 1 9 – 4 0 0 0 0 0 2~Z W E 2 1 9 – 4 0 0 5 6 1 3/令和 4年 8月24日~令和 5年 4月17日/875台(寒冷地仕様車)

改善措置としては、全車両、ワイパーモータおよびワイパーリンクを寒冷地仕様に交換するリコール作業を実施するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコールの対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。


最悪の場合、燃料漏れが発生する恐れアリ

続いて、トヨタ・カローラ/カローラスポーツ/カローラツーリング/C-HRの4車種・計33,399台に大量リコール。

不具合内容としては、高圧燃料ポンプにおいて、設計検討が不十分なため、構成品の圧入組付け後に必要な強度が不足し、使用過程でポンプ内部が摩耗や損傷することがあるとのこと。

そのため、ポンプ溶接部に応力が集中して、亀裂が発生し燃料漏れに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、海外市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[カローラ]
・3BA-NRE210/N R E 2 10 – 6 0 00 0 0 1~N R E2 1 0 – 6 0 02 3 6 8/令和元年 7月31日~令和 4年 9月 9日/673台

[カローラスポーツ]
・3BA-NRE210H/N R E 2 10 – 1 0 00 0 0 1~N R E2 1 0 – 1 0 17 5 1 5/平成30年 5月 9日~令和 4年 9月 1日/17,131台

・3BA-NRE214H/N R E 2 14 – 0 0 01 0 0 1~N R E2 1 4 – 0 0 05 8 5 7/平成30年 5月 9日~令和 4年 8月12日/4,807台

[カローラツーリング]
・3BA-NRE210W/N R E 2 10 – 6 0 00 0 0 3~N R E2 1 0 – 6 0 02 3 7 6/令和元年 7月31日~令和 4年 9月16日/1,685台

[C-HR]
・3BA-NGX10/N G X 1 0 – 2 0 1 1 2 0 4 ~ N G X 1 0 – 2 0 2 3 2 9 6/令和元年 9月18日~令和 5年 3月15日/6,049台

・3BA-NGX50/N G X 5 0 – 2 0 3 8 0 1 1 ~ N G X 5 0 – 2 0 4 1 6 2 3/令和 2年 7月 8日~令和 5年 3月10日/3,054台

改善措置として、全車両、高圧燃料ポンプの製造番号を点検し、該当する場合は対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

2ページ目:一部改良後の新型アクアや、フィット500シリーズにも大量リコール?!