トヨタ新型カローラスポーツ/カローラツーリング/アクア/C-HR、フィアット500シリーズに累計5万台超えの大量リコール!燃料漏れの恐れアリ

(続き)トヨタ新型アクアのシートベルトに不具合アリ

続いて、トヨタ新型アクアの1車種・計14,667台に大量リコール。

不具合内容としては、後部座席ベルトにおいて、巻取機構内部品の製造管理が不適切なため、誤った仕様のシャフトを組付けたものがあるとのこと。

そのため、衝突等でフォースリミッタが作動した際、ベルト引き出し量が意図せず増加して、乗員保護性能を満足しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、仕入先からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[アクア]
・6AA-MXPK10/M X P K 1 0 – 2 0 0 5 3 1 0~M X P K 1 0 – 2 0 0 6 0 1 9/令和 5 年 1 月 16 日~令和 5 年 3 月 3 日/710台

・6AA-MXPK11/M X P K 1 1 – 2 1 0 6 2 8 0~M X P K 1 1 – 2 1 1 8 4 5 4/令和 5 年 1 月 16 日~令和 5 年 3 月 6 日/11,934台

・6AA-MXPK15/M X P K 1 5 – 2 0 0 0 5 7 9~M X P K 1 5 – 2 0 0 0 6 7 5/令和 5 年 1 月 16 日~令和 5 年 3 月 3 日/97台

・6AA-MXPK16/M X P K 1 6 – 2 0 1 6 6 6 4~M X P K 1 6 – 2 0 1 8 5 9 1/令和 5 年 1 月 16 日~令和 5 年 3 月 3 日/1,926台

改善措置としては、全車両、左右の後部座席ベルトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、走行できなくなる恐れアリ

最後は、フィアット500/500Cの2車種・計246台にリコール。

不具合内容としては、トランスミッション(デュアロジック)において、製造工程が不適切だったため、オイルリザーバータンクのホース差込口が製造工程で損傷したものがあるとのこと。

このため、オイルが洩れて警告灯が点灯すると共にギアがニュートラルに固定され、走行できなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[500/500C]
・3BA-31212/ZFABF1BG0NJG17806~ZFABF1CGXNJG97243/令和 04 年 05 月 16 日~令和 05 年 04 月 21 日/246台

改善措置として、全車両、オイルリザーバータンクのホース差込口を点検し、オイル洩れや差込口の損傷がある場合は、リザーバータンクとホースを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①