日産がサプライズ！次期GT-R R36と思わしき新型ハイパーフォースを世界初公開！マツダはロータリースポーツ次期RXと思わしきICONIC SPコンセプトを発表！
日産がこれまた凄いサプライズを準備！マツダも市販化を想定した？美しいコンセプトカーを公開
2023年10月25日のプレスデーより開催のジャパンモビリティショー(JMS)2023にて、日産からはサプライズ＆新世代コンセプトカー第五弾となる新型ハイパーフォース・コンセプト(Nissan New HYPER FORCE Concept)を、そしてマツダからはロータリーエンジンを搭載する新世代スポーツカーのアイコニックSPコンセプト(Mazda New ICONIC SP Cocept)が世界初公開されました。
日産に関しては、フルモデルチェンジ版・新型エルグランド(New Elgrand, E53)をイメージさせるハイパーツアラー(HYPER TOURER)の発表で既に世間を驚かせていますが、まさかJMS開催初日に、フルモデルチェンジ版・新型GT-R R36を匂わせるコンセプトカーを発表してくるとは…
https://creative311.com/?p=155367早速どのようなモデルなのかチェックしていきましょう。
まさにレーシーな見た目の日産ハイパーフォース
まずは、日産の新世代ピュアEVコンセプトカー第五弾となる新型ハイパーフォース・コンセプトを見ていきましょう。
見るからに次期GT-R R36をイメージさせるようなスポーティでアグレッシブなエクステリアで、現行GT-R R35のDNAもたっぷり盛り込まれているかのような見た目に仕上がっていますね。
ちなみにこのモデル、単なる見掛け倒しではなく、どうやら電動モーターや全固体バッテリー、軽量構造のプラットフォーム、新世代四輪駆動[e-4ORCE]を採用することにより、システム総出力1,341hp(1,000kW)を発揮するとのこと。
まるでゲームの世界から登場したかのような非現実的なモデルのハイパーフォースですが、日産によると、このコンセプトカーは「レース愛好家やゲーマーの両方にアピールすることを目的としている」とのこと。
加えて日産は、「最適な重量バランス」とカーボンファイバーホイールを含む軽量カーボン構造の恩恵により、グランドツーリング走行のための「GTモード」と、レース用の「Rモード」という2つのモードも備えているとのことで、そのときによってメリハリを付けた走りができるのもポイントの一つなのだそう。
後ろ姿はまさに次世代GT-R R36をイメージ
リヤテールランプも、片側2灯式の丸形を採用することで、GT-R R35の流れを汲みながら、NISMOを連想させる巨大リヤウィングもポイント。
ドア開閉は、横開きのヒンジ式ではなく、まさかのマクラーレンと同じバタフライドアを採用することでスーパーカーであることをアピール。
このムッキムキの筋肉質なボディこそ、完全にR35を意識していますね。
日産CEOの内田誠 氏は、「今回展示した5台のコンセプトカーは、いずれも未来の象徴であり、”他社がやらないことをあえてやる”という当社の創業精神を体現したものです。 当社はEVイノベーションを推進し、モビリティを超えて、より持続可能な世界を創造してきました。EVは、情熱や夢を犠牲にすることなく、すべての人にとってよりクリーンで安全、より包括的な世界を創造するという私たちの未来を象徴しています。 日産はイノベーションの力で、誰もがモビリティの感動を享受できる未来を創造していきます」と説明しています。
内装もゲーミングスタイルの眩しいデザイン
続いて内装もチェックしていきましょう。
エクステリア同様にかなりレーシーな仕上がりになっていますね。
日産によると、この非現実的なアダプティブインフォテインメントディスプレイは、ビデオゲームの世界からそのまま出てきたようなデザインをイメージしているそうで、グランツーリスモ開発企業のポリフォニー・デジタルとの共同開発により実現したとのこと(市販化されるかどうかは別の話ですが…)。
なお走行モードのRモードを選択すると、上の画像の通り、車内が真っ赤なアンビエントライトに変化するものの、メルセデスベンツのアンビエントライト以上に刺激的。
ダッシュボード上のパネルがドライバーに向かって伸びて重要なレーシングデータを提供するのも特徴の一つで、まさにドライビングプレジャーを重要視した一台になりそうですね。
ちなみに、先程公開したブルーの内装が「GTモード」と呼ばれるもので、背景にフェードインし、キャビンがブルーに変わる一方で、空調制御やオーディオ、サスペンション、スタビライザーの細かな設定も可能になります。
究極のハイパフォーマンスEVコンセプト Nissan Hyper Force 登場