これがフルモデルチェンジ版・新型デリカD：5？三菱がPHEVを搭載する新型D：Xコンセプトを世界初公開！レクサス新型LF-ZCコンセプトが登場
三菱からかなり期待値の高いコンセプトカーが登場！
2023年10月25日のプレスデーより開催されているジャパンモビリティショー(JMS)2023にて、三菱がフルモデルチェンジ版・新型デリカD：5(Mitsubishi New Delica D：5)を彷彿させる、新世代モデル・D：Xコンセプトを、そしてレクサスからは2026年に導入予定となっている新型LF-ZCコンセプトを世界初公開しました。
JMS2023では、内燃機関を搭載しないピュアEVコンセプトカーが数多く出展されていますが、今回三菱から発表されたのはプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載する特別なMPV。
果たしてどのようなコンセプトモデルなのか？LF-ZCコンセプト含め、内外装をチェックしていきましょう。
これが次期デリカD：5をイメージしたD：Xコンセプト？
こちらが今回、三菱が世界初公開した新型D：Xコンセプト。
三菱によると、本モデルは「MPV特有の広い車内を提供しつつ、SUV独自のロードハンドリング性能を組み合わせた電動クロスオーバーMPV」と説明していて、その見た目の通り、オンロードだけでなくオフロードでも楽しめそうな一台。
エクステリアデザインについては、フロントスキッドプレートとフロントガラスに組み込まれた？かのようなLEDデイタイムランニングライトを備えられ、更に三菱のデザイン言語であるダイナミックシールドを近未来的に解釈したデザインなのだそう。
三菱によると、本モデルの「力強さの感覚を伝える」ため、D:Xコンセプト専用となるスタディフェンダーを作成し、更にラグジュアリーなグランピングからインスピレーションを得たブロンズカラーにペイントされ、これまでの三菱のイメージを大きく変化。
こちらはリヤクォータービュー。
先程の画像では確認できませんでしたが、ルーフには大きな収納ボックスが装備可能で、キャンプ・アウトドアなどももちろん可能。
あとはフロント・リヤ共にT字型LEDライトが搭載されていますが、フロント・リヤウィンカーはどのように点滅(それとも流れる？)するかは不明。
こちらはドアオープン時。
フロントは横開きのヒンジ式ですが、後席はスライドタイプなので従来通り。
そしてBピラーを完全に廃止にすることで、車内への乗り降りが容易になる一方、シートアレンジもかなり充実していますね。
車内は快適性を求めて3列6人乗り
ちなみにシートレイアウトは、2＋2＋2の3列6人乗り仕様で、フロントシートは回転することが可能。
VR技術を活かしたシースルーフードも採用
そして本モデルのユニークなところが上の画像。
何と助手席側のフロントがガラス張り？のようになっていますが、実際はVR技術と連動することで、車輪の前にある映像を表示するような「シースルーフード」なるものを搭載。
これにより、実際の距離感を持つことはもちろんのこと、死角となるようなオフロードや狭い道でも縁石を乗り上げたりするようなリスクも抑えられるので、利便性も高まるかもしれませんね。
あとD：Xコンセプトでは、ブラウン系の本革で覆われたフラットボトムなステアリングホイールを装備しており、重要な車両情報を表示するためにセンタースクリーンを搭載しています。
更に、デジタルインストルメントクラスターと対話型のAIを活用したコンシェルジュも備わっているため、エアコンや音楽、通話はもちろんのこと、更に活用の幅を広げることができるかもしれません。
ちなみにパノラマガラスルーフも備えているため、夜間の星空を眺めながら移動や車中泊も楽しそう。
この他においては、ヤマハがD：Xコンセプトとのコラボにより、ヘッドレストにスピーカーを搭載した専用オーディオシステムを開発しているとのこと(日産の新型ノートオーラ×BOSEプレミアムサウンド的なアレ)。
なお、パワートレインに関する詳細は明らかになっていませんが、三菱によればエレクトリック四輪駆動[4WD]を備えるプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するとのことで、敢えて100％電気自動車ではないところは三菱らしいところです。
MITSUBISHI D:X Concept