マツダRX-Visionコンセプトのレプリカを製作したショップが話題に!ベースはRX-8でヘッドライトはMAZDA6の流用→実は日本人学生が2019年に先に製作していた件

マツダのレプリカモデルをマツダで製作するのもまたユニーク

過去これまで、様々なスーパーカーやスポーツカーのレプリカモデルが登場しましたが、今回は一風変わったレプリカモデルが公開され話題になっています。

このレプリカモデルは、インドネシアを拠点とするクプ・クプ・マラム(Kupu-Kupu Malam)というボディショップがオリジナルで製作したもので、何とマツダRX-8をベースにし、更にMAZDA6のヘッドライトを流用しつつもエクステリアはRX-Visionコンセプト風に仕上げたレプリカモデル。

ちなみにクプ・クプ・マラムの意味を調べてみると、「クプクプ=チョウチョ」を意味し、「クプクプマラム=夜の蝶々」を意味するようです。

早速、インドネシアのボディショップが製作したマツダRX-Visionコンセプトのレプリカモデルを見ていきましょう。


誇張したRX-Visionコンセプトのレプリカモデル

こちらが今回、インドネシアのボディショップが製作したというマツダRX-Visionコンセプトのレプリカモデル。

上述にもある通り、丸みを帯びたボディスタイルはマツダRX-8がベースになっている関係でマツダ色を押し出しながらも、フロントバンパーはちょっと誇張している感はあるものの、ヘッドライト意匠はMAZDA6からの流用。

なおインドネシア市場では、2013年にRX-8が生産・販売終了した後も根強いファンが多いそうで、様々なチューナーやカーショップが専用ボディキットやエアロパーツを製作するほど。

そのなかでもクプ・クプ・マラム社は、RX-8をベースにしたオリジナルカスタマイズモデルを10種類以上ラインナップしているそうで、その中の最新作が、今回のRX-Visionコンセプト風のボディキット。

製作期間や価格帯などは明らかになっておらず、あくまでもコンセプトカーもしくは試作車という形で公開しただけかもしれないのですが、その作り込みは中々に手が込んでいて、3代目となるMAZDA6のフロントLEDヘッドライトやLEDテールランプの埋め込みもジャストフィット。

ただ、RX-8からMAZDA6のヘッドライト・テールランプに変更するには、フロントバンパーやフロント・リヤフェンダー、テールゲートなども全て変更する必要があり、おまけにRX-Visionコンセプト風ともなるとビッグマイナーチェンジ級のパーツに。

その結果として、FRPやカーボンパーツをふんだんに活用した豪華なボディキットへとアップデートしたわけですが、果たしてどれだけの予算で製作したのか気になる所(クプ・クプ・マラムはそこまで細かな費用などは公開していない)。

改めてフロントバンパーを見てみるとこんな感じ。

フロントバンパーの主張が激しく、大型インテークやフロントスプリッター、そして爆光のフロントフォグランプは強烈。

ドア開閉はランボルギーニ風

そしてドア開閉は、まさかの横開きのヒンジ式ではなくランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)からヒントを得たというシザードアを採用。

ドア開閉としては、おそらく従来通り横開きにした後、そのまま持ち上げるような流れになるかと思いますが、これをカッコいいと捉えるかどうかはその人次第。

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