中国にてトヨタ新型ランドクルーザープラド(日本名:ランドクルーザー250)/センチュリーSUV、レクサス新型LM500h/LM350h発表!中国でのセンチュリーSUVの名称は?

遂に中国・広州モーターショー2023にて、トヨタ/レクサスの新型車が一挙に発表!

2023年11月17日より開催されている中国・広州モーターショー2023にて、中国市場向けとなるトヨタ新型ランドクルーザープラド(Toyota New Land Cruiser Prado)やセンチュリーSUV(New Century SUV)、更にレクサス新型LM350h/LM500hの新たなグレードが発表されました。

まずは2024年春頃に発表・発売予定となっている新型ランドクルーザープラドから見ていきたいと思いますが、本モデルは日本でも2024年に発売されるランドクルーザー250の中国版。

しかも中国でのランドクルーザーブランドは2019年に一旦終了していて、今回約5年ぶりの復活ということで、中国ユーザーも高い関心を持っているようです。


中国でもスクエア型と丸形ヘッドライトの2種類をラインナップ予定

こちらが今回、中国にて先行公開された新型ランドクルーザープラド。

ヘッドライトは、今回展示されたスクエア型だけでなく、丸形ヘッドライトのデザインも導入されるとのことで、どこかレトロルックなデザインに回帰しながらも、ボディサイズは全長4,920mm×全幅1,980mm×全高1,860mm、ホイールベース2,850mmと、ほぼほぼランドクルーザー300に近いサイズ感。

プラットフォームはラダーフレームベースのTNGA-Fを採用し、ランクル300相当の走破性を持つとのこと。

ランドクルーザー300は、フラッグシップでラグジュアリーな側面も見せるフルサイズSUVですが、ランドクルーザープラドはタフギア感を前面的に押し出したSUVなので、ある意味キャラクターとしては上手く差別化できていると考えています。

もちろんオフロードでの走破性実現の一つとして、アプローチアングルは31度、ディパーチャーアングルは22度、ブレークオーバーアングルは25度、最低地上高は221mmを実現。

内装はモダンな雰囲気ながらも、先進装備も十分

インテリアも見ていきましょう。

モダンな雰囲気を演出しつつ、フル液晶メーターとセンターディスプレイオーディオは共通の12.3インチを採用。

この他、置くだけ充電や2,400Wのアクセサリーコンセント、マルチテレインモニター、8way式電動パワーシート、シートヒーター/シートベンチレーション、ステアリングヒーター、3ゾーンエアコン、JBLオーディオシステム(14スピーカー)も標準装備。

ラゲッジスペースはこんな感じ。

フルフラットではないものの、車中泊するには十分な広さと長さではないかと思います。

パワートレインは、2.4Lデュアルブーストハイブリッドのみ

ちなみに気になるパワートレインは、事前の予想通り排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+ハイブリッドシステムを採用し、システム総出力330hp/システムトルク630Nmを発揮、トランスミッション8速AT、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみを採用するそうです。

2ページ目:中国では新型センチュリーSUVをどのような名称にする?