中国にてトヨタ新型ランドクルーザープラド(日本名:ランドクルーザー250)/センチュリーSUV、レクサス新型LM500h/LM350h発表!中国でのセンチュリーSUVの名称は?
(続き)中国・広州モーターショー2023にて発表された、トヨタ新型センチュリーSUVとレクサス新型LMを見ていこう
引き続き、中国・広州モーターショー2023にて発表されたトヨタ/レクサスの新型車を見ていきましょう。
中国では、センチュリーSUVを「劳斯・世极(ロールス・シジ)」と呼ぶそうだ
続いて、日本でも世界初公開されたセンチュリーSUVですが、中国では劳斯・世极(ロールス・シジ/Roruzu Shiji)という名称にて発表されました。
本モデルは、和製ロールスロイスと呼ばれるような重厚なフロントデザインを持ち、鎧のような雰囲気を醸し出すクロームメッキグリルと、センチュリーフェニックス(鳳凰)のロゴが配されています。
両サイドには、2層のヘッドライトがあり、4つの独立したLEDヘッドライト意匠を採用することで、これまでのトヨタとは大きく異なるデザイン言語を表現。
なおボディサイズは、全長5,205mm×全幅1,990mm×全高1,805mm、ホイールベース2,950mmと非常に大柄で、パワートレインはレクサスTX550h+と同じ排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組合わせたプラグインハイブリッドを採用し、システム総出力412hpを発揮。
バッテリーのみでの航続可能距離は69kmで、駆動方式は四輪駆動[AWD]のみとなっています。
中国ではLM500hの2列4人乗りと3列6人乗りが発表!
そして最後は、レクサスのフラッグシップミニバンでお馴染みとなる、フルモデルチェンジ版・新型LM500h/LM350hが発表されました。
今回発表されたのは、LM500hの2列4人乗りと3列6人乗りの2グレードで、それぞれの価格帯は1,550,000元(日本円に換算して約3,220万円)/1,250,000元(日本円に換算して約2,600万円)と、かなり高額な価格設定となっています。
新型LMは「凛としたエレガンス」をコンセプトに開発され、レクサスの新世代デザイン言語であるスピンドルボディを採用しつつ、ヘッドライト意匠も独自のアローヘッドを組み合わせることで、シャープでアグレッシブなデザインに仕上げられています。
日本市場では、未だ2列4人乗り仕様のLM500h EXECUTIVEの一択のみの販売となっていますが、2024年以降にはLM350hも追加にてラインナップされる予定で、3列6人乗りもしくは3列7人乗りもラインナップされる可能性が高そう。
ボディサイズは、全長5,125mm×全幅1,890mm×全高1,940mm、ホイールベース3,000mmと、中国の競合フラッグシップミニバンに比べるとコンパクトですが、初代LMに比べると大幅にサイズアップ。
車内は意外にもシンプル。
中国では、3列7人乗りのLM350h Junya Editionと、3列6人乗りとなるLM500h Premium Editionがラインナップされていますが、木目調のオーナメントパネルや合成皮革と本革のトリムは、両グレード共通。
2列目は左右独立のキャプテンシートを採用していて、前後スライドやリクライニング、オットマンなどは全て電動となっています。
ちなみにLM350hは、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、一方のLM500hは、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドシステムを採用しています。