【今までありがとう】ホンダ新型ヴェゼル・ガソリンG[2WD]が販売・受注終了へ。新型WR-VがガソリンG[2WD]の置換えに…e:HEVはどうなる?

WR-V先行公開の裏で、ヴェゼルのガソリンモデルにも変化が…

2023年11月16日、突如としてホンダのエントリーSUVモデルとなる新型WR-Vの内外装デザインが先行公開され、同年12月に発表/2024年春頃に発売されることが判明しました。

インドにて製造されるこのモデルは、現地だとエレベイト(Honda New Elevate)という名称にて販売されることが決定していますが、日本ではWR-Vという名称になります。

そんなWR-Vが先行公開された一方で、同じBセグメントSUVのヴェゼル(New Vezel)では新たな動きがあったようです。


受注停止中だったヴェゼル・ガソリンGが、2023年11月16日で受注終了

これは前回のブログでもお伝えした通りですが、2023年5月11日~11月15日時点まで受注一旦停止となっていた「2022年モデルのヴェゼル・ガソリンG」。

その翌日となる11月16日に、WR-Vが先行公開されたことで「2022年モデルのガソリンG[2WD/4WD]」が受注・販売終了したことが、ホンダ販売店への取材にて明らかになりました。

ただし、ここで注意してほしいのは、あくまでも受注・販売終了したのは「2022年モデル」のヴェゼル・ガソリンG[2WD/4WD]であって、2024年モデルとして販売されるマイナーチェンジ版・新型ヴェゼルでは、ガソリンG[4WD]が継続して販売されるということ。

つまり、今回の受注終了をもって「ガソリンG[2WD]はラインナップから除外」されることになりますが、これは前回のブログでもお伝えした通りです。

ヴェゼル・ガソリンG[2WD]の置き換えモデルとして、WR-Vが新設定

今後、ヴェゼルのラインナップモデルは以下の通りとなりますが、ここに2024年春頃に発売されるWR-Vを含めるとすると…

【(2024年)新型WR-V/ヴェゼルのグレード構成一覧】

[WR-V・ガソリン]

◇X[2WDのみ]

◇Z[2WDのみ]

◇Z+[2WDのみ]


[ヴェゼル・ガソリン]

◇G[4WDのみ]


[ヴェゼル・ハイブリッドe:HEV]

◇e:HEV X[2WD/4WD]

◇e:HEV Z[2WD/4WD]

上の一覧を見てもお分かりの通り、WR-Vの立ち位置としては「ヴェゼル・ガソリンG[2WD]の置き換えモデル」になるため、現時点で四輪駆動[4WD]やハイブリッドe:HEVを設定する計画は無いとのこと。

しかも、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能を廃止して手引き式のハンドブレーキを搭載することにより、価格帯も200万円前半に抑えるとのことですから、様々なユーザーを対象にした予算に見合うモデルとなるかもしれません。

更には、認証試験不正問題で何かと話題になっているトヨタ・ライズ(Toyota New RAIZE)/ダイハツ・ロッキー(Daihatsu New Rocky)を検討していたユーザーも、今回のモデルは購入の対象に含まれるかもしれませんから、ある意味AセグメントSUVも競合の対象になるかもしれませんね。

2ページ目:2024年モデルのヴェゼルe:HEVはどうなる?