遂にフルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(E53)の開発始動!GT-R R35は既に受注停止…日産が2023年11月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新!

日産は本気で新型アルファード/ヴェルファイアに対抗するラージサイズミニバンを開発中のようだ

2023年4月10日、材料費の高騰や物流コストの高騰により、価格改訂という名の値上げが行われた日産エルグランド(Nissan Elgrand, E52)。

その後、2023年10月末より開催されたジャパンモビリティショー(JMS)2023にて、フルモデルチェンジ版・新型エルグランド(E53)をイメージさせるコンセプトカー・ハイパーツアラー(HYPER Tourer)が発表され大きな話題となりましたが、いよいよ本格的に次期エルグランド(E53)の開発が進められているようです。

この他にも、日産が2023年11月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新していますが、遂に2024年モデルとなる新型GT-R R35が受注停止になりました。


やはりハイパーツアラーが次期エルグランド(E53)になる?

私がいつもお世話になっている日産ディーラーからの情報によると、2023年末に向けた日産メーカーとの製品勉強会において、どうやらメーカースタッフより次期エルグランド(E53)の開発が本格的に進められていることが明らかに。

厳密にどのようなデザインとなるのかは不明で、JMS2023にて出展されたハイパーツアラー・コンセプトをモチーフにしたデザインとなるかまでは不明ながらも、どうやらトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)にも採用されているヒドゥン化が導入されるとのこと。

ヒドゥン化って何よ?

このヒドゥン(Hidden)化というのは、クォーターピラーをブラックアウトすることで包み込むような安心感与え、ルーフの長さがより強調されてダイナミックに感じられたり、ボディがより伸びやかに見えるような工夫が施されているそうですが、仮に次期エルグランド(E53)がハイパーツアラーをモチーフにしたようなデザインになるのであれば、その見た目はまさにアルファード/ヴェルファイア風そのもので、ロングドライブも快適なツアラーミニバンが期待できそう。

あと日産のトレンドカラーにもなっている、アカツキ(暁)サンライズカッパー×ブラックルーフがエルグランドのイメージカラーになるのであれば、ミドルサイズミニバンの新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)との差別化に加えてラグジュアリー感も演出されるでしょうし、アルファードのプレシャスレオブロンドよりも更に派手な見た目になりそうですね。

東京オートサロン2024にて何かしらのコンセプトカーを出展するであろう日産に期待

現時点では、まだ具体的な発表・発売時期が明らかになっていない次期エルグランド(E53)ですが、もし仮に2024年1月に開催される東京オートサロン2024にて、ミニバン関連の新たなコンセプトカーが発表されるのであれば、そのモデルが後の量産モデルに繋がることも考えられるかもしれませんし、今後の日産には大きく期待したいところです。

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