総額7,300万円もするフェラーリ新型296GTBが欠陥だらけ?塗装表面には「ヤスリがけの跡」や「オーバースプレー」等…とても2,000万円超えのオプションとは思えない仕上がりに

(続き)総額 約7,300万円もするフェラーリ296GTBの完成度をチェックしていこう

引き続き、総額 約7,300万円もするフェラーリ296GTBの仕上がりを見ていきましょう。

塗装表面だけでなく、車内のカーボンファイバパーツにも不良?

ちなみにこのフェラーリ296GTBですが、塗装面の不良・欠陥だけでなく、どうやら車内のカーボンファイバオーナメントパネルにも不良があったと指摘していて、具体的にはハザードランプスイッチや、カップホルダー周りのカーボンファイバーパネルにも不良を発見。

かなり近くまで寄らないと見つけることの難しい不良だと思いますが、一度目についてしまうと気になってしまいそう。

なおこれらには、セラミック保護でのコーティング(AMMO Reflex Pro Enamel Coat)を実施しているそうで、30mmあたり149ドル(日本円に換算して約2.2万円)の価格設定になっているそうです。

それにしても…

細部を見れば見る程に塗装ムラや傷、塗装剥げが多く見られ、これだけの精度でオプション費用 約2,300万円を支払うのもちょっと疑問に思う方も多そうなところ。


内ドア部分や見づらい部分の仕上がりも結構酷いな…

自身でカスタマイズや洗車しないと気付かないであろう内ドアパネル部分もこんな感じ。

日本車好きのユーザーが見たら発狂しそうな案件です。

全ての車両が全く同じ精度で仕上げられているかは不明ですが、これだけの欠陥を新車以上の美しさへと仕上げていくプロフェッショナルの仕事っぷりにも驚かされるところ。

これらの研磨作業に対して、果たしてどれだけの時間と費用をかけているのかは不明ですが、新車以上の輝きと精度が得られるのであれば、やる価値は十分にあるものと思われます。

$500,000 Ferrari 296 Worst Paint Ever? Sanding Brand New Supercar!

フェラーリ関連記事