レクサス新型LBX/LM500hが売れてない…そろそろUX300hも発売だが納期は?レクサスが2023年12月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

爆発的な人気が期待された新型LBXだが…

2023年11月9日に発表されたレクサス新型LBX。

トヨタ・ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)のプラットフォームやパワートレインをベースにしたBセグメントSUVモデルで、「小さな高級車」として大きな注目を集めた一台です。

今回先行にて発表・発売されたのは、上級グレードとなるCOOL/RELAXで、それぞれの車両本体価格は共通の460万円(税込み)、そしてメーカー抽選限定100台のみとなる特別仕様車Bespoke Build(ビスポーク)は550万円(税込み)。

価格帯としてはかなり高額な部類になり、しかしその一方で、総額500万円~600万円に到達するような価格帯でありながらも「シートベンチレーション無し」「助手席パワーシート無し」「電動チルト・テレスコピックステアリング無し」「9.8インチディスプレイオーディオのみ」など、レクサスらしからぬ装備内容に。


2023年12月に入り、ようやくLBXの初回枠は埋まったのだが

発売前から期待値が高かった新型LBXですが、私がいつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、「2024年1月の納車枠」は埋まったものの、その後の振り分け台数分に関しては「50%も埋まっていない」とのことで、販売には中々苦戦しているとのこと。

そしてグレードに関しては、同じ価格帯でありながらもブラックルーフのバイトーンカラーが選択可能なCOOL(クール)が圧倒的に人気だそうで、しかし上述にもある通り、2024年3月以降の納車枠は埋まっていない状況なので、もしかすると他の安価グレードACTIVEなどを狙っているユーザーも多いのかもしれません。

UX300hの先行受注受付けは好調

一方で、2023年12月に発表・発売予定となっている新型UX300hですが、こちらの受注は好調とのこと。

そのため、納期も2024年3月以降に延びているそうで、LBXよりも納期は遅くなりそうです。

新型LM500hは法人ユーザー以外からの注目はほとんど無し

そしてこちらも大きく期待された新型LM500h EXECUTIVEですが、やはり注目されるのは法人ユーザーのみではあるものの、地方系ディーラーでの法人ユーザーからの注目度は、東京/大阪/愛知に比べるとかなり少ないとの情報も。

特に東京のように芸能事務所があるわけでも無いため、地方では運転手付きの高級ミニバンのイメージがあまり定着していない印象(トヨタ・クラウンやレクサスLSなども多いですが…)。

っというのも、こちらも2024年1月以降に納車可能な枠が未だ半分以上余っているとのことで、LBX以上に売れ行きが不調な車となっているようです。

その理由ももちろん、2列4人乗りで「運転手付き」というステータス性の高い車であることや、車両本体価格が2,000万円と高額で手が出しづらいというのが主な理由だと考えられます。

2ページ目:レクサスの2023年12月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧は?

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