ホンダ新型フィット4/フリード/ヴェゼル/ステップワゴン/シャトル/アコード等に50万台超えの改善対策!更にトヨタGRスープラにもリコール

(続き)ホンダ・アコードに新たな不具合が発生?

先程の大量の改善対策に加え、ホンダ・アコードの1車種・計6,625台に改善対策。

不具合内容としては、電動サーボブレーキシステムのブレーキオペレーティングシミュレータにおいて、製造工程が不適切なため、製造時に使用する組付け油が圧力センサ内に浸入することがあるとのこと。

そのため、使用過程で当該センサ内の抵抗部が腐食し、出力値が異常となり、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがあるとして改善対策を届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、関連会社からの情報により明らかになっています。

【改善対策対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[アコード]
・6AA-CV3/CV3-1000029~CV3-1005548/令和元年 12 月 18 日~令和 3 年 11 月 3 日/5,095

・6AA-CV3/CV3-1100001~CV3-1101530/令和 3 年 8 月 23 日~令和 4 年 9 月 15 日/1,530台

改善措置としては、全車両、ブレーキオペレーティングシミュレータを対策品と交換するとのこと。

ただし、改善対策部品の供給に時間を要することから、希望されるユーザーへは、点検の必要が生じた際にその旨の案内をマルチインフォメーションディスプレイに表示する自己診断ソフトウェアを追加し、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「ホンダのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。


最悪の場合、走行不能となる恐れアリ

最後は、トヨタGRスープラの1車種・計18台にリコール。

不具合内容としては、自動変速機内の制御コンピュータ(ECU)において、溶接機の管理が不適切なため、ECUケース接合面に溶接不良のものがあるとのこと。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、トランスミッションフルードがケース内部に浸入してフルード内の金属粉により短絡回路が形成され、最悪の場合、走行不能となるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[GRスープラ]
・3BA-DB06/DB06-0058723~DB06-0058735/令和 5年 5月26日~令和 5年 6月 9日/3台

・3BA-DB26/DB26-0058813~DB26-0059232/令和 5年 5月22日~令和 5年 8月 3日/9台

・3BA-DB86/DB86-0058815~DB86-0059199/令和 5年 6月 2日~令和 5年 8月 3日/6台

改善措置としては、全車両、良品の自動変速機制御コンピュータを搭載したバルブボデーと交換するリコール作業を実施するとのことです。

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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Reference:国土交通省①Toyota