トヨタ・シエンタ/JPN TAXIに計58万台以上の大量リコール!停車時・走行時に事故を起こす恐れ…スバル新型インプレッサ/クロストレックがファイブスター賞を獲得!

停車時と走行時の両方にて事故を起こす恐れアリ

トヨタ・シエンタ/JPN TAXIの2車種・計580,792台に大量リコール!

不具合内容としては、以下の通り2種類あり、停車時と走行時に事故を引き起こす恐れのある内容となっています。

①:足踏み式パーキングブレーキにおいて、ペダルをボデーに固定するボルトの締付トルク指示が不適切なため、締結力が不足しているものがある。そのため、使用過程で当該ボルトが緩んで脱落し、最悪の場合、パーキングブレーキの操作ができなくなるおそれがある


②:フロントピラーガーニッシュ取付部において、取付用クリップの防水耐久性が不十分なため、経年により車室内に浸水して、電装品のコネクタが被水し短絡することがある。そのため、電動ドアロック等の作動不良や、最悪の場
合、電動スライドドア装着車は走行中にスライドドアが開くおそれがある


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、①32件/②4件の不具合が報告されており、何れも市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[シエンタ]
・DBA-NSP170G/NSP170-7000000~NSP170-7205113/平成27年 5月12日~令和元年 6月18日/196,738台(該当不具合①、②)

・DBA-NSP170G, 5BA-NSP170G/NSP170-7205089~NSP170-7283922/令和元年 6月18日~令和 3年 6月16日/77,661台(該当不具合①)

・DBA-NSP172G/NSP172-7000000~NSP172-7009207/平成27年 5月12日~令和元年 6月18日/8,986台(該当不具合①、②)

・DBA-NSP172G, 5BA-NSP172G/NSP172-7009208~NSP172-7013431/令和元年 6月18日~令和 3年 6月16日/4,168台(該当不具合①)

・DBA-NCP175G/NCP175-7000001~NCP175-7032486/平成27年 5月12日~令和元年 6月18日/31,672台(該当不具合①、②)

・DBA-NCP175G, 3BA-NCP175G/NCP175-7032487~NCP175-7044270/令和元年 6月18日~令和 3年 6月16日/11,703台(該当不具合①)

・DAA-NHP170G, 6AA-NHP170G/NHP170-7000000~NHP170-7176136/平成27年 5月12日~令和元年 6月18日/168,318台(該当不具合①、②)

・6AA-NHP170G/NHP170-7176110~NHP170-7249417/令和元年 6月18日~令和 3年 6月17日/72,048台(該当不具合①)

[JPN TAXI]
・6AA-NTP10/N T P 1 0 – 2 0 0 0 0 0 1~N T P 1 0 – 2 0 0 9 5 1 7/令和 3年 1月13日~令和 5年 3月24日/9,498台(該当不具合①)

改善措置としては、①と②それぞれ以下の通りとなっています。

①:全車両、当該ボルトの締付状態を点検し、緩みのあるものは適正トルクで増し締めし、脱落しているものはパーキングブレーキペダルを新品に交換し当該ボルトを適正トルクで締付ける

②:全車両、フロントピラーガーニッシュ取付用クリップを対策品に交換し、電動スライドドア装着車は、電動スライドドア制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。また、コネクタに被水跡がある場合は、グリスを塗
布する

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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