(2024年)一部改良版・新型ノア/ヴォクシー/シエンタは大幅アップデートされない?トヨタが2023年12月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

大幅改良が期待された新型ノア/ヴォクシー/シエンタだが、実際は小規模変更に留まる?

トヨタの主力モデルでお馴染みとなる、ミドルサイズミニバンの新型ノア(Toyota New Noah, 90系)/ヴォクシー(New Voxy, 90系)と、コンパクトMPVの新型シエンタ(New Sienta)。

2023年12月中旬時点で、ノア/ヴォクシーのハイブリッド(HEV)モデルは受注一旦停止となり、シエンタはガソリン/ハイブリッド(HV)モデルともに受注一旦停止となっています。

これら3車については、以前より大幅改良が期待されていて、特にシエンタに関しては足踏み式パーキングブレーキから電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]へのアップデートが噂されていました。

しかしながら、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、期待する内容とは異なる小規模改良になることが予想されています。


発売から1年11か月が経過したノア/ヴォクシーはどうなる?

まずは90系ノア/ヴォクシーから見ていきましょう。

2022年1月に発表・発売されて1年11か月が経過し、2023年12月の時点でHEVモデルの納期は約1年になることから、納車が完了する頃には「発売から約3年」が経過することになるため、タイミング的にもマイナーチェンジ or 大幅改良を迎えてもおかしくないところだと思います。

しかしながら、トヨタディーラーの情報によると納期が長期化していることを考慮して、マイナーチェンジや大幅改良ではなく、法規制対応やボディカラーの変更、そして特別仕様車の追加に留まるのではないか?とのこと。

現時点では、まだメーカーの方から具体的な改良・変更に関する通達は来ていないとのことですが、タイミング的にも2024年春頃には新たな通達の可能性があるとのことで、こちらは詳細な情報が入りましたら当ブログでもご紹介できればと思います。

2024年モデルのシエンタは法規制対応やボディカラーの追加に留まる?

続いては、2024年モデルで大幅改良が期待されているシエンタですが、こちらは一部トヨタディーラーに情報入っているとのことで、どうやら法規制対応とボディカラーの変更に留まるとのこと。

以前より度々噂されていた足踏み式パーキングブレーキから電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]への変更の情報は(現時点で)届いていないそうです。

なお現行モデルで足踏み式パーキングブレーキが採用された背景については、トヨタコンパクトカーカンパニーのTC製品企画ZP主査の渋谷友次 氏もコメントしている通り、「コスト面を考慮して採用しなかった」とのことですから、もしかするとシエンタはターゲット層や価格帯維持を考慮して、敢えて採用してこないのかもしれませんね。

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