日本人オーナーにも納車予定のケーニグセグ・ジェスコが24金&フルカーボンボディで登場!オプション総額は驚きの約7,000万円…オーナーは一体誰?

(続き)ワンオフ仕様の24金&フルカーボンボディに仕上げたケーニグセグ・ジェスコ・アタックをチェック!

引き続き、24金&フルカーボンボディのケーニグセグ・ジェスコ・アタックを見ていきましょう。

フロントカナードやサイドウィングレットを見ていくと、明らかに空気が触れる場所に24金を使用するというクレイジー仕様。

この他、ウイングミラーアームや、フロントフェイスのセンターストライプ、サイドスカートの空力フリック、リアウイングのエンドプレートにも金をふんだんに使用。

足もとのカーボンホイールはもちろんですが、センターロックキャップやブラックのブレーキキャリパーにエンボス加工された”Koenigsegg”のロゴも全てゴールドに。

ちなみにこのジェスコ・アタックですが、パワートレインは従来のジェスコ同様に排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力1,280hpを発揮しますが、E85バイオ燃料を投入することで最高出力1,600hpまで大幅にアップデートされるとのこと。

トランスミッションは、8速→2速へと瞬時に変速可能な9速マルチクラッチトランスミッションが搭載され、駆動方式は後輪駆動[RWD]のみ。

これだけのパフォーマンスを公道にて活かすことは到底無理かと思われますが、サーキットやスーパーカーイベントでは間違いなく注目の的になるでしょうし、24金を使用しなくとも十分すぎるヴィジュアルだと思います。


ジェスコ・アタックの更に上を行く、ジェスコ・アブソリュートとは?

ちなみにこちらは、ジャパンプレミアにて公開されたリヤウィングレスのジェスコ・アブソリュート。

本モデルは、ジェスコシリーズの最終進化型であることが予想され、ケーニグゼグCEOも「これから誕生することのない、史上最速のケーニグゼグ車となるモデル」であると説明。

元々空力特性が考慮されたベースのジェスコから、更にエアロダイナミクスの見直しが行われ、高速域でのドラッグをさらに低減させるためにボディは全体的に「よりスムーズな曲線」でまとめられ、これまでのリヤスポイラーに代わって、リヤカウルの上にはF15戦闘機にモチーフを得た一対のフィンが装備されています。

リヤホイールにはホイールカバーが装着され、これによってデューザーとともにボディ後端で発生する乱流を最小限に抑えることが可能になるため、直線での高速域を更に高めることが可能になるとのこと。

なおCd値は0.278まで削減され、トヨタ・プリウス(Toyota Prius)の0.25に比べると高い印象を受けますが、ハイパーカー/メガカークラスでここまで落とし込んできたのは珍しく、まさに速さを求めるオーナーのためだけに作られたモデルと言えるでしょう。

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Reference:CARSCOOPS