トヨタのホワイトパール(070)塗装剥がれよりも酷いかも…保証対象外となるヒョンデi20が塗装剥がれでオーナー激怒→グループを立上げ「保証修理」するように集団訴訟を起こすようだ

集団訴訟に対してヒョンデがどう対応するかどうかも気になるところ

以前、2010年式付近のトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)/ランドクルーザー(Land Cruiser)などを対象に、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)の塗装剥がれ問題が大きな話題となりました。

SNSでの投稿が相次いだことから、一部の車種に対して、以下の通り、新車登録から3年以内だった保証修理を10年超過車であっても修理することを明らかにしたことは記憶に新しいかと思います。

一部の車種・生産期間のホワイトパールクリスタルシャイン色の車両において、塗膜を構成する中塗り塗料の濃度(顔料の量)が低く、膜厚が薄い場合、長期間にわたる太陽光と雨水の影響で、電着塗膜と中塗り塗膜の密着性が低下し、外的負荷(洗車機など)により塗膜が剥がれることがあります。

当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。

※当該現象は、ボデーパネルが対象で、外装部品(パンパー、ドアミラーなど)は対象外です。


【従来の保証期間】新車を登録した日から3年以内
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【無料修理対応期間】新車を登録した日から10年以内。但し、2020年12月末までは、10年超過車も保証します。

そして今回、海外では保証期間が過ぎている2015年式ヒョンデi20を所有するオーナーが、「塗装剥がれが起きている!これは許せない!訴えてやる!」として塗装剥がれの被害を受けたオーナーのためのグループを立ち上げ、集団訴訟を起こして保証修理するよう呼び掛けるとして話題になっています。


実際に塗装剥がれが起きたというi20を見ていこう

こちらが今回、海外カーメディアでも取り上げられているヒョンデi20の塗装剥がれ問題。

本モデルについては、2015年に製造された旧世代i20とのことで、「塗装に欠陥がある」としてヒョンデに対して激怒し、既に自動車メーカーに対して何度も保証修理するように呼び掛けているとのこと。

オーナー曰く、実際にFacebookの掲示板ページ「Australian Hyundai Peeling pain(オーストラリアのヒョンデの塗装剥離)」というグループにて、今回の塗装剥がれに関する画像を掲載したところ、ホワイトに塗装されたヒョンデモデルの多くが塗装剥がれに悩まされているとのことで、オーナーたちが力を合わせてメーカーに圧力をかけ、それでも動かない場合は集団訴訟を起こすとまで述べています。

一部の製造年に限らず、幅広い年式のヒョンデモデルで塗装剥がれが起きているようだ

ちなみにこのFacebook掲示板グループですが、既に約1,100人のオーナーたちが登録しているとのことで、この1,100人全てが同様の問題を抱えているかは不明ながらも、様々なヒョンデ車の塗装剥がれの画像が投稿されているのも確認できます。

特に上の画像のi20に関しては、ドアサイドパネルやリヤテールゲート、ルーフスポイラーなど、あらゆるところで下地が見えるほどに塗装が剥がれてしまい、全て全塗装しなければならないほどに致命的。

今回のように2010年~2018年に製造されたモデルだけでなく、2019年に製造されたヒョンデのホワイトに塗装されたモデルでも塗装剥がれが起きているようです。

2ページ目:今回の塗装剥がれに問題に対し、ヒョンデ・オーストラリアも対応中?カナダでは既に起亜・ヒョンデに対して集団訴訟を起こしていた!