フェラーリからお叱りを受けそうだな…リバティーウォークがマツダAZ-1をベースにしたフェラーリF40のレプリカモデルを発表!ボディキットの価格は約227万円

2024-01-17

世間からの批判をものともせずに自由に突き進んできたリバティーウォーク

2024年1月12日~14日に開催された東京オートサロン2024にて、愛知県を拠点とするチューナーのリバティーウォーク(Liberty Walk)が、マツダAZ-1をベースにしたフェラーリF40のレプリカモデルを発表しました。

リバティーウォークといえば、同イベントにてランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)をベースにして、フロント・リヤフェンダーをぶった切って外付けリベット留めのオーバーフェンダーを装着した過激コンプリートカーを世界初公開して大きな注目を浴びました。

今回公開されたF40のレプリカモデルも大きな注目を浴びましたが、一方でフェラーリ本社が黙っていない案件だと思われ、ある意で今後の動向が気になるモデルでもあります。


今では希少モデルとなったAZ-1ベースのフェラーリF40レプリカを見ていこう

こちらが今回、リバティーウォークが東京オートサロン2024にて公開したフェラーリF40のレプリカモデルとなるLB-WORKS LB40。

先述にもある通り、ベースとなったモデルは、マツダの軽スポーツモデルでお馴染みとなるオートザムAZ-1。

おそらくこのモデルを見た一部の方は、リバティーウォークが2023年に開催された東京オートサロンにて、フェラーリF40をベースにしたコンプリートカーに似ていると思われたのではないかと思いますが、そのコンプリートカーをモチーフにしたコンパクト版が、今回のLB40なんですね。

なかなか軽自動車ベースのコンプリートカーを発表してこなかったリバティーウォークですが、今回発表されたモデルは、ある意味で他のメーカーが全くやってこなかった新発想であり、しかも今では希少モデルともいわれるオートザムAZ-1をベースにしてきたところも、リバティーウォークらしいところ。

実際にボディキットを装着したLB40を見ていくと、そのスタイリッシュな2ドアクーペスタイルはF40の特徴を上手く捉えていて、見た目の印象としてはまさにミニF40。

F40の特徴を上手くし表現し、マフラーもセンター3本出しに

リヤクォータービューも特徴を捉えていて、丸目タイプの方々2灯式テールランプを採用し、更にセンター3本出しマフラーもF40から上手くインスパイアされていますね。

巨大リヤウィングもF40のコンプリートカーそのものですが、よくよく考えてみると、フェラーリのラインアップモデル/スペチアーレモデルでリヤウィングを装着するモデルは、F40/F50以降あまり見たことが無かっただけに、ちょっと新鮮に思えたり。

そういった時代の変化もくみ取れるコンプリートモデルであり、リバティーウォークの思い切りの良さや物怖じしない姿勢が、コアなファンを惹き付ける魅力の一つなのかもしれません。

本物のF40には無いガルウィングドア

そしてAZ-1の一番の特徴も言えるガルウィングドアは継続され、本物のF40には無い個性の一つ。

シートもスパルタンなバケットシートが備えられ、車内の雰囲気もF40に寄せてきてるところはユニーク。

乗り降りし辛そうなサイドシルや、見た目のインパクトと空力特性を向上?させるフロントカナードも装着。

そしてリバティーウォークの定番仕様ともいえる、フロント・リヤフェンダーカットに加え、外付けリベット留めのオーバーフェンダーも装着。

2ページ目:LB40のホイールやボディキットの価格帯はいくら?そしてフェラーリ本社が本件について黙っていない理由とは?