まだまだポンコツか…トヨタ新型ノア/ヴォクシー/シエンタやレクサスLX600/NX等のOTAアップデートにて不具合報告多数!「iPhoneでのBluetooth再生ができない」等

まだまだ完成には程遠いトヨタ/レクサスのディスプレイオーディオ

トヨタ/レクサスの一部の車種を対象に配信されているOTAアップデート。

メーカーから配信された最新のソフトウェアを更新することにより、これまでに発生したバグを修正することができる便利な機能で、わざわざトヨタ/レクサスディーラーに訪問しなくとも、自身の操作でアップデートできるという手軽さがメリットの一つ。

ただその一方で、新たな技術の導入により、これまでに発生しなかったバグが新たに発生するなどの報告も相次いでいるわけですが、今回は2024年1月10日に配信されたOTAアップデート後のバグ報告をまとめていきたいと思います。


2024年1月10日に配信されたOTAアップデート内容と対象モデルをおさらい

おさらいも兼ねて、今回トヨタ/レクサスから配信されたOTAアップデート内容と対象車種をチェックしていきましょう。

[アップデート対象車種]

■トヨタ・ノア/ヴォクシー(2022.01-)
■トヨタ・カローラ系(2022.10-)
■トヨタ・シエンタ(2022.07-)
■トヨタ・クラウンクロスオーバー(2022.09-)
■トヨタbZ4X(2022.03-)

■レクサスNX(2021.11–2023.03)
■レクサスLX(2021.12-)
■レクサスUX(2022.07-)
■レクサスUX300e(2023.03-)
■レクサスES(2022.08-)


[アップデート内容]

◆(ドライブレコーダー装着車のみ)ドライブレコーダーの録画状況を表示するアイコンの追加

◆Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更

◆ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加

◆お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加

◆地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善

◆地図表示で一部建物を立体表示する機能を追加(地図の縮尺が100m以下のとき)

◆動作不良の解消

◆動作安定性の向上

◆エネルギーフロー及びAWDの画面表示を改善(レクサスのみ) 等

ブログ読者様より報告いただいた不具合内容

そしてここからは、ブログ読者様で対象車種を所有する方々より、2024年1月10日のOTAアップデート更新後に新たに発生したバグ・不具合の報告内容をまとめていきたいと思います。

【2024年1月10日のOTAアップデート後の不具合報告一覧】

[対象バージョン]

ディスプレイオーディオ:1802
ナビゲーション:1802

or

ディスプレイオーディオ:1807
ナビゲーション:1807


[不具合報告]

■ソフトウェア更新後、ブラックアウトの頻度が多くなった

■ナビ設定してもルート案内してくれない

■iPhoneでのBluetooth音楽再生ができない

■iPhoneでBluetooth音楽再生できるが、ステアリングもしくはディスプレイオーディオ上のトラック送り/戻しで音楽の切り替えができない(スマホで直接操作しなければならない)

◆iPhoneでの音声通話ができなくなった

◆アップデート前はUSBメモリで音楽再生できたのに、アップデート後は全く再生できなくなった(読み込みできなくなった?)

■エージェントによる音声操作の反応が悪くなったり、起動しないときがある

■ソフトウェア更新しようとするとエラー画面が表示される(更新できない)

■レクサスでアップデートされた立体的なエネルギーフローが表示されない


[OTAアップデートに関する不満]

◆アップデート後、ドライブレコーダーがOFFになるのは止めてほしい

◆2024年1月10日にプレスリリースされてから1週間以上経過しても、アップデートの通知が来ない

報告内容としては以上の通りとなります。

2ページ目:私が所有する新型シエンタやレクサスLX600でも気になるポイントも…