【価格は1,000万円超えか】トヨタがマイナーチェンジ版・新型GRヤリスをベースにした特別仕様車2種類(オジエEdition/ロバンペラEdition)を発表!抽選限定100台のみ
トヨタがこれまたド派手な特別仕様車を2種類発表!
2024年1月12日、トヨタは東京オートサロン2024にて、マイナーチェンジ版・新型GRヤリス(Toyota New GR Yaris)を世界初公開しましたが、その約2週間後となる25日に、本モデルをベースにした特別仕様車を2種類発表しました。
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)が、WRCドライバーズタイトル獲得のセバスチャン・オジエ選手と、カッレ・ロバンペラ選手が監修したいう、それぞれの名称が採用された特別仕様車となります。
それらのモデルの名称は、2024年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロにおいて、GRヤリスをべースとした特別仕様車となる「GRヤリス RZ”High performance・Sébastien Ogier Edition(オジエEdition)”」と、「GRヤリス RZ”High performance・Kalle Rovanperä Edition(ロバンペラEdition)”」。
全国のGR Garageを通じ、2024年春頃に抽選申込を開始し、それぞれ100台の台数限定で発売を予定しています。
どちらも過激な特別仕様車!車両本体価格は1,000万円ほど?
こちらが今回発表された、GRヤリスの特別仕様車。
左側のオールマットカラーに塗装された個体が、GRヤリス RZ”High performance・オジエEdition”で、右側がのホワイトをベースに、レッドやブラック等のアクセントカラーが加味された個体が、GRヤリス RZ”High performance・ロベンパラEdition”となります。
販売台数がそれぞれ100台のみと超希少な上に、専用装備が充実した特別仕様車であることを考えると、おそらく車両本体価格は1,000万円ほどになるのでは?と予想されますが、どういった方々に当選するのかも気になる所ですね。
それでは早速、各モデルの特徴を画像を見ながらチェックしていきましょう。
GRヤリス RZ”High performance・オジエEdition
早速、各モデルの特徴を見ていきましょう。
まずはオジエEditionからですが、ボディカラーはこれまでのGR・GRMNモデルに登場したマットスティールとは異なる、マットステルスグレーに塗装されたハードな一台。
フロントフェンダーには、WRC優勝を記念するデカールが貼付されています。
フロントアッパーグリル部分には、さりげなくフランス国旗のアクセントを加味。
足もとには、18インチ×8JのBBS製アルミホイールが装着され、ブレーキキャリパーはブルーにペイント。
ドアサイドパネルには、TOYOTA GAZOO Racingのデカールを貼付。
こちらはリヤテールゲートですが、さりげなくオジエEditionの専用プラークが貼付されていますね。
そしてこちらは、CFRP製となる軽量ラリースポイラーを標準装備。
車内はシンプルながらもスポーティ!そしてトランスミッションは6速MTのみ
続いてインテリアを見ていきましょう。
従来の新型GRヤリス同様に、シンプルなオールブラックのレイアウトを採用しています。
助手席側には、WRC優勝記念バッジを貼付。
そしてこちらは、4WDモードセレクトスイッチとなりますが、ダイヤル中央には、プッシュだけでなくオジエEdition専用のSEB.モードも設定。
各モードがどういった機能を果たすかは、以下の通り。
[MORIZOモード]
トラクション性能と旋回性能を高い次元で両立させるため、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要分だけ拘束を緩める仕様。
モリゾウこと会長の豊田が走り込んで導き出した駆動力配分をオジエ選手が気に入り採用に至った。
[SEB.モード]
前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にするため、後輪よりの前後駆動力配分とした仕様。
車両との一体感を味わえるほか、高速で車体をコントロールすることにより、タイム短縮に寄与。
[NORMALモード]
GRヤリス RZ“High performance”搭載のNORMALモードと同じ。
この他にも、ブルー×グレー×レッドのトリプルカラードステアリングステッチや、シフトブーツとパーキングブレーキカバー、そしてシートにはグレーステッチを縫合。