スバル・フォレスター/WRX/BRZ/レガシィ/トヨタ86やスズキ・クロスビー/ジムニーに累計約30万台の大量リコール!走行中にエンストする恐れアリ

最悪の場合、走行中にエンストする恐れ

スバル・フォレスター/インプレッサ/レヴォーグ/レガシィ/WRX/BRZや、トヨタ86などの8車種・計229,843台の大量リコール。

不具合内容としては、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあるとのこと。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に125件の不具合が報告されており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[XV]
・DBA-GT7/GT7-046581 ~ GT7-203578/平成29年7月5日 ~ 令和元年7月31日/35,930台

・DBA-GT3/GT3-028954 ~ GT3-069445/平成29年7月3日 ~ 令和元年8月1日/16,612台

・5AA-GTE/GTE-002017 ~ GTE-010454/平成30年9月12日 ~ 令和元年7月31日/8,436台

[フォレスター]
・5BA-SK9/SK9-002033 ~ SK9-025699/平成30年7月3日 ~ 令和元年8月1日/22,210台

・5AA-SKE/SKE-002027 ~ SKE-029123/平成30年8月24日 ~ 令和元年8月3日/20,161台

・DBA-SJ5/SJ5-111918 ~ SJ5-124558/平成29年7月13日 ~ 平成30年7月2日/12,635台

・DBA-SJG/SJG-039092 ~ SJG-041354/平成29年7月7日 ~ 平成30年4月20日/2,262台

[インプレッサ]
・DBA-GT2/GT2-008904 ~ GT2-049849/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月1日/12,954台

・DBA-GT7/GT7-016103 ~ GT7-203717/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月5日/11,260台

・DBA-GT3/GT3-006440 ~ GT3-069433/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月1日/8,814台

・DBA-GT6/GT6-009878 ~ GT6-037945/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月5日/7,484台

・DBA-GK7/GK7-006196 ~ GK7-016205/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月5日/4,313台

・DBA-GK6/GK6-004277 ~ GK6-008667/平成29年7月13日 ~ 令和元年8月5日/2,693台

・DBA-GK2/GK2-003157 ~ GK2-007763/平成29年7月13日 ~ 令和元年7月31日/2,155台

・DBA-GK3/GK3-002791 ~ GK3-007071/平成29年7月13日 ~ 令和元年7月31日/1,851台

[レヴォーグ]
・DBA-VM4/VM4-099457 ~ VM4-143188/平成29年7月12日 ~ 令和2年1月8日/22,631台

・DBA-VMG/VMG-023561 ~ VMG-036919/平成29年7月7日 ~ 令和元年11月4日/6,890台

[レガシィ]
・DBA-BS9/BS9-037205 ~ BS9-056147/平成29年7月12日 ~ 令和元年8月7日/11,599台

・DBA-BN9/BN9-014103 ~ BN9-020058/平成29年7月12日 ~ 令和元年8月7日/3,288台

[WRX]
・DBA-VAG/VAG-022542 ~ VAG-035664/平成29年7月7日 ~ 令和元年8月8日/6,024台

[BRZ]
・DBA-ZC6/ZC6-026595 ~ ZC6-032773/平成29年7月10日 ~ 平成31年4月2日/1,930台

・4BA-ZC6/ZC6-040003 ~ ZC6-040589/平成31年4月3日 ~ 令和元年8月7日/587台

[トヨタ86]
・DBA-ZN6/ZN6-076273 ~ ZN6-093746/平成29年7月10日 ~ 平成31年4月2日/5,449台

・4BA-ZN6/ZN6-100002 ~ ZN6-101757/平成31年4月3日 ~ 令和元年8月9日/1,675台

改善措置としては、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」もしくは「スバルのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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