ホンダ新型ZR-Vが納車されて8か月が経過!不満に思う部分も多い…競合エクストレイル(T33)と異なり、茶道のお客さんからは後席の座り心地などは不評

早いもので、私の新型ZR-Vも納車されて8か月が経過!

2023年5月に私に納車されて8か月が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。

走行距離はまだ5,000kmちょっとと、そこまで距離は伸びておらず、当初装着する予定だったスタッドレスタイヤが装着できなかった関係で、冬場はほとんど距離は伸びない可能性が高そうです。

今回は、本モデルが納車されて8か月経過しての不満ポイントをメインにいくつかインプレッションしていきたいと思います。

総じて満足度の高いZR-Vですが、実際に普段使いしてみると気になる点もいくつかありますし、「個人的にこの機能は欲しかったかも…?」と思う部分もあったため、こちらも含めて見ていきましょう。


シートヒーターの効きが弱い

まずは、本モデルが納車されて初めて冬を迎え、シートヒーターやステアリングヒーターを頻繁的に利用しているのですが、シートヒーターの効き目が弱いということ。

ZR-Vのシートヒーターは3段階調整が可能で、いつも必ずレベル3にするのですが、10分~20分経過してもほとんど暖かいと感じることが無く、先に暖房が効き始めることが多いんですね(他の車種だと、シートヒーターが先に効き始めて、その後に暖房が徐々に効く流れ)。

あくまでも感覚的な話になってしまいますが、ZR-Vのシートヒーターのレベル3が、N-BOXのレベル1のシートヒーターよりも少し弱いぐらいの印象です。

中々比較するのも難しく、ディーラー車のZR-Vとの差を検証したわけでもないため、以下の動画のように、後日サーモカメラを使って検証できればと思っています。

ランクル300のシートが心地よい!『快適に』生きて帰って来られる車のシートの秘密!?最高のSUV【LC300】LX600لاند كروزر完全に高級車です、本当にありがとうございました

後席用のシートは少しタイトでカタメ

続いてはZR-Vの後席について。

スポーツ志向?のZR-Vですが、後席のシート表皮は少しカタメで、おまけにタイトな形状だからなのか、30分ほど座っていると少し体に疲れが。

シートの合う合わないは人によりけりなので、必ずしも全ての人が同じ感想にはならず、あくまでも参考程度の情報にはなりますが、個人的な感想としては「後席は長距離向きではない」というのが正直なところ。

着物を着たお客さんからも、後席はそこそこ不評

なお、私の妻も茶道のイベント時に利用することがあり、後席に着物を着たお客さんを乗せることが何度かあったわけですが、お客さんのほとんどが入口から入りづらそうな印象で、シートにあまりにフィットしていなかったからなのか、何度も座り直すシーンが見られたのを見ると、カタメのシートが影響してるのかな?と思ったり。

一方で、競合モデルでもある日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)は、ナッパレザーシートで少し柔らかいからなのか、着物を着たお客さんもシートの座り心地やフィット感を褒めていたのが印象的でした。

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