ブガッティ・シロンの後継モデルが2024年半ばデビューと公式発表!「V16 NA+HEVで1,800馬力」「既存顧客のみ販売」とのリーク情報も。フォルクスワーゲン新型ゴルフ8にリコール

遂にブガッティ・シロンの後継モデルが2024年半ばごろに公式デビューへ!

これまで様々な噂が浮上していたブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)の後継モデルですが、遂にブガッティ公式が2024年半ば頃に次世代モデルを発表することを明らかにしました。

既にシロンの後継モデルに関しては、様々な噂が浮上していたり、実際に後継モデルに関する先行発表会に参加したというVIP顧客からのリークにより明らかになっている部分もあるとのことですが、公式発表があるまではまだ何ともいえないところ。

ちなみに、元ブガッティのデザインディレクターであるアヒム・アンシャイト氏によれば、「このモデルはロードスタータイプのミストラル(Bugatti W16 Mistral)よりも更に素晴らしいものになるだろう。そして、比例的にも、技術的にも、革新性の点でも、意外性の点でも、驚くべきものになるでしょう。人々を完全に驚かせることになるでしょう」とコメントしています。


シロンの後継モデルには、コスワース製V型16気筒”自然吸気”エンジンが搭載されるとの噂も

そしてここからが、最も気になるであろうシロン後継のスペック。

公式情報ではなく、実際に先行発表会に参加したというVIP顧客の情報によれば、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを廃止し、何とコスワース製となる排気量8.3L V型16気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高回転数は9,000rpmにまで到達するとの情報も。

なおコスワース製エンジンといえば、2024年1月に日本人実業家である前澤友作 氏に納車されたアストンマーティン・ヴァルキリー(Aston Martin Valkyrie)や、ゴードンマレーの新世代ハイパーカーGMA T.50などに搭載されるハイパフォーマンスエンジンとして有名ですが、クワッドターボではなく自然吸気ということであれば、必然的にハイブリッド(HEV)モデルになることは想像に難しくないところ。

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そしてもう一つの噂としては、前述にもある通り、このV16 NAエンジンに対して、電気モーターが3基組み合わさったハイブリッドシステムを採用し、エンジン出力だけで1,000hpを発揮し、システム総出力で1,800hpを発揮するとの情報があり、そのスペックはシロン以上。

デザインや販売台数、そして購入条件も

そしてデザイン性においては、ブガッティの象徴ともいえる馬蹄型グリルが継承される可能性があり、更にワイドなグリルがフロント端まで設けられ、リヤデザインは「マクラーレンP1っぽい」とのこと。

もう一つ気になるのがシロン後継のインテリアで、Apple Watchなどの次世代テクノロジーが充実したデザインというよりは、スイス製の高価な機械式時計に似たものになるとのことで(アンティークっぽい?)、例えるなれば、現代のテクノロジーとパガーニのような時代を超越したデザインの融合が見られる可能性が高いとのこと。

そして最後は販売台数。

これまでブガッティは、シロンシリーズを世界限定500台、ヴェイロンシリーズを世界限定450台のみ販売してきましたが、シロン後継はこれらよりも更に少ない300台未満になるとの情報も。

しかもこの後継モデルは、希少性を維持するだけでなく、一人のユーザーに所有していてほしいという考えから、「ヴェイロンまたはシロンを所有する既存顧客のみに販売する」との情報があり、いわゆる新規の顧客は一切受け付けないスタンスになる可能性が高いそうです。

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