三菱の新型デリカミニのココが不満!「ディーラーオプションナビはポンコツで使い勝手が良くない」「詳細な区間燃費記録が無い」「輪止めでもソナーが反応する」等

2024-02-01

許容できる部分もあるとは思うが、実際に所有してみないとわからないところも多い

2023年6月に私に納車されて7か月以上が経過した、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

冬場はあまり乗れていない関係で、走行距離の伸びも少し落ち着いている印象ですが、7か月以上所有してみて、更には他に所有する競合モデルのホンダ新型N-BOXや、ダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)などと比較すると、不満に思えてくるところも色々出てきました。

今回は、そんなデリカミニの不満に思っているところをいくつか紹介してきたいと思います。


デリカミニの純正ディーラーオプションナビは使い勝手があまり良くない

まずはデリカミニの純正ディーラーオプションナビについて。

デリカミニでは、ディーラーオプションにて9インチディスプレイオーディオを装着するか(但しナビ機能は無し)、ナビゲーション機能付きとなる9インチディスプレイオーディオの何れかが選択可能です。

私の場合、ナビゲーション機能付が必要だったのでディーラーオプションの9インチナビゲーションディスプレイを購入したのですが、今思うと「ナビ機能無しのディスプレイオーディオにしておけば良かったなぁ」と後悔することも。

っというのも、近年のナビゲーションディスプレイに搭載されるようなUSB Type-Aのメモリー再生用ポートや、CD/DVDデッキ機能、更にはUSB Type-A or Type-Cの入力用ポートも設けられていないため、必然的にAndroid Auto/Apple CarPlayの利用も不可能に。

せっかくなら、価格が上がってでもナビゲーションディスプレイにUSBメモリーなども備えてほしかったが…

一方のナビ機能が搭載されていない9インチディスプレイオーディオだと、以下のような機能が備わっているため、ナビ機能はAndroid Auto/Apple CarPlayを駆使してGoogleマップを利用すれば良かったなぁと思うこともありますし、若干価格が上がってでも、ナビゲーションディスプレイに再生用USBメモリーなどを装備しても良かったのでは?と思ったりもします。

◆9インチHD

◆Apple CarPlay/Android Auto

◆AM/FM

◆ワイドFM対応

◆Bluetoothハンズフリー通話

◆Bluetooth音楽再生

◆USBメモリー再生

◆HDMI入力

◆マルチアラウンドモニター対応

◆ステアリングスイッチ(オーディオ)対応

◆ステアリングスイッチ(TEL/音声認識)

◆オリジナルオープニング画面

◆HDMI接続(別売りオプション)

◆ビデオ入力コード(RCA)(別売りオプション)

◆ドライブレコーダー連動(別売りオプション)

◆リヤビューカメラ(別売りオプション)

デリカミニでは、区間燃費や走行時間などのログが表示されない

続いて、デリカミニの区間平均燃費などの走行記録が表示されないということ。

これはあくまでも私個人が気になっていることなので、気にされない方の方が多い?かもしれないのですが、前回のブログでもお伝えした通り、デリカミニの場合は、三菱のマイカーアプリに登録することもできなければ、トヨタ/ホンダ/日産などのようにマイカーログも表示されないため、何月何日の区間燃費記録や走行時間、平均速度といった具体的な情報が表示されないんですね。

ただ、三菱/日産の一部モデルのように、エンジンを切った後に「区間平均燃費」が表示されることはあるのですが、過去の燃費記録を細かくさかのぼることはできないため、もう少し情報の見える化があると満足度は上がるかも。

参考までに、私が他に所有するダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)は、上の画像の通りエンジンを切った際に、「走行距離」「走行時間」「平均速度」「今回の燃費」「節約燃料」といった走行記録が表示される仕様になっています。

トヨタのラインナップモデルでも、こういった機能は備わっていますし、何気に見てしまう機能でもあるので、個人的にはこれぐらい細かい情報を表示してほしいところです。

2ページ目:デリカミニのクリアランスソナーは検知広範囲が過ぎる?