一体どこで眠ってたんだ…僅か400台ほどしか生産されなかった日産フェアレディZ(Z432)がアメリカの競売に登場!落札額は驚きの3,000万円超え
(続き)アメリカのオークションにて出品された、希少な日産フェアレディZ(Z432)を見ていこう
引き続き、アメリカのオークションにて出品された日産フェアレディZ(Z432)を見ていきましょう。
Z432ならではの贅沢な装備が多数
改めて足もとのタイヤホイールを見ていきましょう。
ブラック仕上げの14インチマグネシウムホイールには、195/65のダンロップ製ルマンLM702タイヤが装着され、前後スタビライザーを備えた独立したサスペンションを搭載しており、前部のパワーアシストディスクとリヤのフィン付きドラムによって制動力を提供。
オレンジの刺激的でレトロなカラーリングも魅力的ですが、カーボンチックなブラックのリアスポイラーやテールパネル、フェンダーに取り付けられたサイドミラーも絶妙な色合いに。
さらにディテール部分には、ラバーインサート付きのポリッシュバンパーや、フロント牽引フック、スタックツインエキゾーストアウトレット、”Fairlady Z”と”432”のネームバッジで特別感を演出。
リヤクォーターピラーには、この時代を象徴する”Z”のエンブレムも魅力的。
インテリアも豪華で充実した装備内容に
インテリアも見ていきましょう。
元々日本人オーナーに納車された個体なので、ステアリング位置は右ハンドルタイプ。
腰部にはグロメットを備えた黒いビニールでトリミングされたバケットシートが装備されており、カラーコーディネートされたドアパネルや、センタートンネルとリアショックタワーのダイヤモンドパターンの素材を採用しています。
リヤデッキにはロールバーが装着されていますし、他にもヒーター/デフロスターや日立製押しボタン式のラジオも装備されています。
ステアリングホイールは3本スポークで肉抜きされ、中央には新型RZ34にも受け継がれている3連アナログメーターを装備。
そしてこちらは、240km/hのフルスケール速度メーターで、7,500rpmのレッドラインが付いたタコメーターも装備。
センタースタックには時計が設けられ、冷却水の温度や油圧、アンペア数、燃料レベルの補助ゲージが設定されていて、走行距離計は32,400kmと表示されています。
フロントボンネット裏には、フェアレディZの生みの親のサインも!
そしてこれもまた希少なのが、フロントボンネット裏側には、フェアレディZの生みの親でもある片山豊 氏と、デザイン担当の松尾良彦 氏の直筆サイン付のため、このサインだけでも十分なプレミア価値が付きそうなところ。
最終落札価格は驚きの…?!
最後に、本モデルの最終落札価格は250,000ドル(約3,730万円)とのことで、まさにランボルギーニやフェラーリの新車が購入できるレベルのプレミア価値が付いていますが、更に希少性の高いZ432Rともなると、おそらくは5,000万円~6,000万円にて取引されるのではないかと予想されます。
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Reference:BringATrailer