【悲報】マイナーチェンジ版・新型ノート(E13)の販売が不調…一方でエクストレイル(T33)は納期短縮?日産が2024年2月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新!

長納期化していた新型エクストレイル(T33)も、ようやく安定的になってきたようだ

日産が定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途。

今回は、2024年2月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧をチェックしていこうと思います。

前回の2024年1月「3回目」の工場出荷目途でも判明している通り、一部の車種を除いて出荷目途・納期がようやく短縮傾向に。

今回の工場出荷でも全体的に短縮傾向(安定的?)にありますが、マイナーチェンジもしくは一部改良後の受注が落ち込んでいるモデルもあるようです。


デザインが大きく変化したマイチェン後の新型ノート(E13)の受注が不調?

まずは2024年1月下旬より発売スタートとなった、マイナーチェンジ版・新型ノート(Nissan New Note, E13)から見ていきましょう。

今回のマイナーチェンジにより、一部のボディカラーを選択した場合、ボディカラーと同色のグリルパターンを採用することで、クリーン且つピュアEVのような見た目に。

5ナンバー仕様のノートは、幅広い層に愛されながらも、20代の若者や50代以上の高齢層に愛されるコンパクトカーではあったものの、今回のマイナーチェンジによるデザインを大幅に変更したことで、ターゲット層を女性向けにシフトしたような印象を受けます。

しかしながら、このデザイン変更が既存ユーザーや、これから購入を検討する層にとってはあまりヒットしていないとのことで、私がいつもお世話になっている日産ディーラーでは「マイナーチェンジ前のノートを購入したい。まだ前モデルのXグレードの〇〇のボディカラーは在庫で販売しているだろうか?」といった問い合わせも多いそうです。

モデル末期のノートオーラの受注は好調

もしくは、プレミアム3ナンバーコンパクトのノートオーラ(New Note Aura)にシフトする人も少なくないそうで、モデル末期ということもあって値引きや割引も多いため、新型ノート(E13)よりもちょっと追い金した程度で購入できるのもポイント。

新規受注はまだまだ継続しているものの、見込み発注分や在庫車両の数はどんどんと減っているそうです。

新型エクストレイル(T33)の受注は好調!

続いて、日産の主力モデルでもある新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)ですが、こちらはモノトーンの納期が3か月~4か月ほどに短縮されて受注も好調。

そして遂に、販売店によっては台数制限もしくは抽選販売の多かった2トーンカラーの受注が正常に戻ったそうですが、納期としては4か月ほどと少し長めになっているそうです。

エルグランドの受注停止は年次改良が目的?

そして3つ目が、日産のラージサイズミニバンでお馴染みとなるエルグランド(Elgrand)。

実はこのモデル、2024年1月下旬頃から受注一旦停止になっていますが、その理由が年次改良に向けた生産調整のため。

従って、2024年内のE53型のフルモデルチェンジの可能性は限りなく低くなったわけですが、2024年モデルの年次改良で何が変更され、どれだけ値上げするのかにも注目したいところです。

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