フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(E53)の詳細が判明?340馬力を発揮するe-POWERでデビューか…欧州向け新型ジュークの2024年モデルが豪華過ぎた件

次期エルグランドは日産を更に元気づける意味でも市販化してほしい一台

2023年10月に開催されたジャパンモビリティショー2023にて、日産が新世代コンセプトカーを世界初公開し、その中で注目されたのが、ラージサイズミニバン型のハイパーツアラー・コンセプト(HYPER TOURER Conpcet)。

本モデルは、フルモデルチェンジ版・新型エルグランド(Nissan New Elgrand, E53)をイメージさせるような近未来型のミニバンで、ジャパンモビリティショーではピュアEV版として登場しましたが、仮に市販化するともなれば、ガソリンモデルもしくはシリーズハイブリッド型のe-POWERが濃厚だと推測。

そして、このハイパーツアラーをベースにした次期エルグランドの仕様が判明した!と一部国内カーメディアが報じています。


次期エルグランドは、競合アルヴェルやオデッセイに対抗するラグジュアリーミニバン?

国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、次期エルグランドのデビュー時期は2025年頃を予定しているとのことで、エクステリアのテイストやボクシースタイルで伸びやかなミニバンというイメージに関しては、ハイパーツアラーを活用する可能性があるとのこと。

競合モデルはお分かりの通り、トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)、そしてホンダ新型オデッセイ(Honda New Odyssey)で、ミドルサイズミニバン以来となるミニバン御三家での新たな比較が期待できそう。

パワートレインは直3VCターボe-POWERが濃厚?

気になるパワートレインですが、ベストカーさん曰く、新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)にも搭載の排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+シリーズハイブリッドe-POWERが濃厚とのことで、駆動方式は前輪駆動[FF]と四輪駆動[AWD]を設定とのこと。

そしてリヤモーターを搭載する四輪駆動[AWD]ともなると、システム総出力は340ps以上にもなるとのことですが、ラージサイズミニバン特有の重さを、どこまでハイブリッドシステムでカバーしてパフォーマンスを発揮するのかも気になる所。

ボディサイズは競合アルヴェルを強く意識している?

続いて気になるボディサイズですが、全長4,980mm×全幅1,880mm×全高1,930mm、ホイールベース3,000mmと、競合モデルの新型アルファード/ヴェルファイアにほぼほぼ近しいサイズ感。

価格帯は600万円~800万円と予想していますが、シリーズハイブリッドe-POWERのみのラインナップということであれば、ある意味妥当な価格設定ではあるものの、仮に市販化されるとするならば、最上級グレードにはハンズフリー式のプロパイロット(ProPilot 2.0)が標準装備されるでしょうし、車両本体価格は更に跳ね上がりそうなところ。

現行E52型エルグランドは、2024年1月中旬時点で受注停止中

一方でちょっと気になるのは、2010年より発売されている現行E52型エルグランドの今後。

本モデルは、2024年1月中旬頃より受注を一旦中止していますが、この受注停止理由が「次期モデルに切り替わるから」なのか、それとも「何度目かの年次改良」を目的としたものなのかは不明。

日産ディーラーによれば、メーカーからは具体的な情報は展開されていないものの、おそらくは年次改良のためではないか?と推測しているそうですが、この点はまた詳細が判明したら当ブログにて紹介できればと思います。

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