ECOモードでも燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)で再び高速道路+下道の往復約110km走行!何と区間燃費で「18km/L」を記録
前回はNORMALモードでの往復移動だったが、今回はECOモードでどれほどの違いがあるのかを検証してみる
前回のブログにて、私が所有するトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ[2WD]で高速道路+下道の往復約100km走らせての平均燃費がどれぐらいなのか?検証し、区間平均燃費で「15.1km/L」を記録したことをお伝えしました。
この燃費記録は、NORMALモードで走らせたときの平均燃費だったことを事前にお伝えするのを忘れていましたが、今回は概ね同じ場所を走らせつつも、ECOモードで走らせたら燃費は変化するのか?を検証していきたいと思います。
ちなみに、NORMALモードとECOモードの違いは以下の通り。
ノーマルモード:市街地など、通常走行に適したモードで、燃費と静粛性、走行性能のバランスよく走行可能
エコドライブモード(エコモード):燃費の向上を意識した走行に適したモードで、ノーマルモードに比べて、アクセルペダルの踏み込みに対する駆動を穏やかにし、エアコン(暖房・冷房)の稼働も抑えて、燃費の向上に貢献
走行モード切替のアニメーションは中々に良き演出
まずは、新型アルファードの走行モードの切り替え画面を見ていきましょう。
センターシフト周りにある「ECO MODE」スイッチを押すことで、ECO ⇔ NORMALモードに切り替えることが可能なのですが、上の画像の通り、モード切り替えの時のアニメーションや演出が中々に良き。
おそらくは、トヨタ/レクサスの12.3インチフル液晶メーターを搭載するモデルの多くが、こうした自車のサイドビューを表示させるアニメーションだと思うのですが、こうしてわかりやすくモードチャンジャー演出するだけでも満足度は高そう。
ECOモードも、背景色を深海のようなダークブルーに演出するところも良き。
今回は、ECOモードで下道+無料高速道路を走らせて行きましょう。
アダプティブクルーズコントロールで気になるポイントは?
高速道路に入り、基本的に周りの流れに合わせつつアダプティブクルーズコントロール(ACC)で巡航するのが私の定番の走り方なのですが、個人的にちょっと気になるポイントとしては、前方車両が普通乗用車やトラック、バイクであっても、メーターアニメーションの前方車両が普通乗用車に統一されているのは、ちょっと時代の古さを感じるところ。
ホンダの場合は、普通乗用車やトラック、バイクを認識して、それぞれのアイコンを表示してくれますし、日産の場合は、新型セレナe-POWER LUXION(Nissan New Serena, C28)のように、ハンズオフ機能搭載のプロパイロット2.0であれば、ホンダ同様に車両によってアイコンを切り替えてくれるので、こうしたアニメーションの変化も、長距離移動時のちょっとした退屈凌ぎになったりもします。
参考までに、ヘッドアップディスプレイ上で見るとこんな感じ。
あと車間距離の調整は、基本的に一番短く設定しているのですが、レベル1の短さだと、距離感としてはこんな感じになりますが、車種によってはフロントノーズが長いものだと(特にランクル300やレクサスLX600)、更に車間距離を大きく空ける時があります。
タッチトレーサーでのタッチレスポンスが悪すぎて危険
そして今回の高速道路走行でのインプレッションで、「やっぱりヘッドアップディスプレイ(HUD)と連携しているタッチトレーサーシステムって危険だな…」と感じたのが、スイッチを落ちたときのレスポンスが悪いということ。
具体的には、アダプティブクルーズコントロールにて高速巡航しているとき、クルーズコントロール機能自体をキャンセルする際、上の画像の通りステアリング右側のタッチトレーサーの右スイッチ(CANCEL)を押しても、キャンセルしてくれないんですね。
いわゆる、普段のステアリング多機能スイッチのように、咄嗟にスイッチを押して反応するのではなく、軽くタッチトレーサースイッチを指で触れて、上の画像の赤丸に触れる → ヘッドアップディスプレイ上にスイッチの配置が表示されたときにようやく反応してくれるため、この僅かなラグが事故につながる恐れもあるわけで…
個人的には、レクサス新型NXより採用されたタッチトレーサーの使い勝手については厳しく評価していて、決して使い勝手の良いものでは無いですし、寧ろ事故を誘発するような危険な装備だと考えています(トヨタ/レクサスは使いやすいと謳っているかもしれないが、改悪以外の何物でもない)。