ホンダ新型WR-Vの購入を検討してみる②!元ヴェゼルオーナーから見てガソリンモデルの実燃費や走り、使い勝手は?後席の居住性については好評のようだが…
元ヴェゼルオーナーとして、同じBセグメントSUVとなるWR-Vの存在はとても気になる
2024年3月22日に発売予定となっている、ホンダの新世代BセグメントSUVモデルとなる新型WR-V。
同じBセグメントSUVモデルとなるヴェゼル(Honda New Vezel)のエントリーグレードとなるガソリンG[2WD]が廃盤となるため、その置き換えモデルとしてWR-Vが新しく設定されるのですが、グレードはX/Z/Z+の3種類を展開し、何れも駆動方式は前輪駆動[FF]のみとなります。
ホンダとしては、昨今新車・新型車の車両本体価格が高騰している関係から、できるだけ価格帯を抑える意味で、「ガソリンモデル×前輪駆動[FF]×コンパクトSUV」に焦点を絞ることで、幅広い層からの注目を集めることを目的に、敢えてグレード展開も絞ってきたのではないかと推測されます。
ちなみに、元ヴェゼルe:HEV Z[4WD]オーナーだった私も気になっている一台なので、元オーナー目線でWR-Vの注目・気になるポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。
WR-Vの燃費は?カタログモデルよりも良い?それとも悪い?
まずはやっぱり一番気になるのが、WR-Vの燃費について。
WR-Vは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルのため、ハイブリッドe:HEVモデルに比べると、正直燃費性能はそこまで期待できないといころ。
っというのも、ホンダのガソリンモデルに関しては、これまでN-BOX CustomターボやシビックタイプR(New Civic Type R, FL5)を所有してきたため、何れもトータル平均燃費としてはカタログ燃費よりも10%~20%ほど低いレベル。
参考までに、WR-Vのカタログ燃費としては以下の通りですが、信号の少ないマイナーロードや高速道路で定速巡航していても20km/Lは切りそう?
[Xグレード]
WLTCモード平均燃費:16.4km/L
WLTC市街地モード燃費:12.4km/L
WLTC郊外モード燃費:17.4km/L
WLTC高速道路モード燃費:18.2km/L[Z/Z+グレード]
WLTCモード平均燃費:16.2km/L
WLTC市街地モード燃費:12.3km/L
WLTC郊外モード燃費:17.2km/L
WLTC高速道路モード燃費:18.0km/L
過去に所有していたヴェゼルe:HEVの平均実燃費は?
なお参考までに、私が過去に所有していたヴェゼルe:HEV Z[4WD]は、総走行距離12,000kmほど走らせてのトータル給油回数が14回、平均燃費が20.19km/L、最高燃費は25.01km/Lだったため(無給油1,000km走行も経験済み)、これに比べると半分近くまで下がってしまう恐れもあるかもしれませんね。