ホンダ新型WR-Vの購入を検討してみる②!元ヴェゼルオーナーから見てガソリンモデルの実燃費や走り、使い勝手は?後席の居住性については好評のようだが…
(続き)ホンダ新型WR-Vの購入を検討してみる
引き続き、ホンダ新型WR-Vの購入を検討していきましょう。
電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドに慣れていると、手引き式ハンドブレーキはネガティブイメージになる?
続いては、WR-Vに採用されている手引き式ハンドブレーキについて。
これは元ヴェゼルオーナーから見ても、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]に慣れてしまうと、ちょっとネガティブイメージになってしまうのでは?と懸念していました。
しかしながら、ここ最近は他に所有する日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)の手引き式ブレーキに慣れていることもあって、そこまで大きな抵抗は無さそうなところ。
もちろん、スポーツカーの手引き式とコンパクトSUVの手引き式では、そのときの運転するときのテンションなども異なるでしょうから、もしかすると信号待ちのときのフィーリングも全く違ってくるかもしれません(スポーツカーの場合だと、信号待ちのときでもテンションが上がってしまう)。
以前にフェアレディZ(RZ34)で往復1,700km以上走らせるような超ロングドライブでは、高速道路がメインながらも、下道で渋滞時にブレーキを踏みっぱなしにしていたときはしんどかった印象があるため、もしかするとWR-Vでのロングドライブ時は、同じような印象を持つかもしれませんし、この点はやはり実際に運転してみないとわからないところ。
アウタードアハンドルのロック/アンロックは、共にプッシュスイッチ式?
続いてWR-Vで気になっているポイントが、アウタードアハンドルのロック/アンロック操作。
上の画像にもある通り、実車を拝見したときはプッシュスイッチが採用されていましたが、このスイッチでロック/アンロックの両方を操作することになるのか、それともアンロックのみドアハンドルの内側に指を触れるだけで操作できるのかは気になるところ。
あと個人的には、メカニカルタイプのシリンダーキーがドアハンドルの下部に設けられているのはグッドポイントだと思っていて、最近のモデルだとアウタードアハンドルと一体型になっていて隠れていることもあるため、できればこういった剥き出しの状態でガチャガチャ開けることが出来た方が、夜間時なども差し間違えがなくて良さそうなところ(ここ最近、自分の愛車が頻繁的にバッテリー上がりを起こすため、メカニカルキーで開けることが多い)。
WR-Vの後席は確かに広いが、長距離移動時の快適性が気になる
続いては、WR-Vの後席の居住空間について。
前回実車を拝見したときは、実際に後席に座ってみると、身長182cmの私でも天井に頭が当たることは無く(コブシ0.5個分ぐらいのクリアランス)、適度なリクライニング角度でゆったりとはできたものの、実際に走らせたときの路面から拾うノイズや、マンホールなどを通過したときの突き上げ含めて、長時間移動でも快適性は維持できているのかは気になる所。
少なからず、私が過去にヴェゼルe:HEV Zを所有していたときは、足もとのスペース(膝先とシートバックとのすき間)や天井のクリアランスは全く無くて不快でしたから、そのときの狭さに比べたら不快感は無さそうなところ(この点も何れ試乗してインプレッションしてみたい)。
あとは後席の居住性に絡めて、WR-Vの乗り心地や走りはヴェゼルとどこまで差があるのかが気になるところ。
ヴェゼルの場合は、e:HEV Zグレードだったため18インチタイヤアルミホイールを装着していましたが、WR-Vは全グレード共通で16インチタイヤアルミホイールを標準装備。
タイヤの扁平率が高くなる分、乗り味としてはマイルド寄りになると予想され、一方でタイヤ幅は狭くなるのでグリップが弱くなることが懸念されますが、こうした走行バランスがヴェゼルと比較してどのように変化するのかも注目したいところです。