【悲報】EVは高嶺の花か?受注停止中だった日産の新型アリアが2024年3月上旬より受注再開→何と「120万円」の値上げとなり、更にNISMOは1,000万円近くに
これだけの値上げを見ると、無理してまでピュアEVを購入する必要もないのでは?とさえ思えてくる
2022年5月に発売されてから、僅か3か月足らずで受注一旦停止となってしまった日産のピュアEVクロスオーバーモデルとなる新型アリア(Nissan New Ariya)。
本モデルがようやく2024年3月7日頃より受注再開&発売となり、ハイパフォーマンスグレードのNISMOに関しては、発売時期が2024年6月頃になることが明らかとなりました。
既に日産ディーラーでも見積もり作成が可能になっていて、グレード別価格帯も判明していますので、新たに追加されるグレードや、廃止となるグレード・特別仕様車なども含めてチェックしていきたいと思います。
新型アリアのグレード構成をチェックしていこう
まずはグレード構成からチェックしていきましょう。
本モデルが発売された当初は、バッテリー容量66kWh仕様となるB6[2WD/4WD]、そして91kWh仕様となるB9[2WD/4WD]、特別仕様車B6/B9をベースにしたLimitedが設定されました(但し、スタンダードグレードで価格が判明したのはB6[2WD]のみ)。
今回の一部改良では、特別仕様車Limitedが当然ながら廃止となる一方で、何とB9グレードをベースにした豪華最上級グレードのB9 Premier(プレミア)が設定される予定です。
そして、東京オートサロン2024でも先行公開された特別なハイパフォーマンスグレードとなるNISMOも設定される予定です。
これらの情報を踏まえた上で、2024年モデルよりラインナップされるアリアのグレード構成は以下の通り。
【(2024年)新型アリアのグレード構成一覧】
[バッテリー容量66kWH]
◇B6[2WD/e-4ORCE]
◇[NEW]特別仕様車B6 NISMO[e-4ORCEのみ]
[バッテリー容量91kWH]
◇B9[2WD/e-4ORCE]
◇[NEW]B9 Premier[e-4ORCE]
◇[NEW]特別仕様車B9 NISMO[e-4ORCEのみ]
グレード構成としては以上の通りとなります。
今回の改良で、新しく設定されるB9 Premierや、特別仕様車NISMOは全て四輪駆動[e-4ORCE]のみの設定となる予定です。
B9 Premier[e-4ORCE]は、発売当初にラインナップされる予定だったグレード
ちなみにこのB9 Premier[e-4ORCE]ですが、初回特別仕様車Limited同様に、ハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0や、リモートプロパイロットパーキングはもちろんのこと、プロパイロットのアシスト状況を色で判別するようなアドバンスド・アンビエントライティングも標準装備されるため、装備内容としては豪華になりますが、その分車両本体価格は大幅にアップするので注意してほしいところ。
そしてこのグレードに関しては、既にお忘れの方も多いかもしれないのですが、実は受注停止している現行モデルのスタンダードモデルとしてラインナップされる予定ではあったものの、B6[2WD]の価格を発表した時点で長納期化してしまい、結局「お蔵入り」になってしまっていたんですね。
今回、ようやく日の目を見ることになるB9 Premier[e-4ORCE]ですが、このあとに紹介するグレード別価格帯のときに、どれだけの方が購入の対象とするのかも気になる所です。
2024年モデルの新型アリアのボディカラーが、ちょっと残念なラインナップに
続いてボディカラーをチェックしていきましょう。
既に話題にもなっている通り、アリアやフェアレディZ(RZ34)の納期が大幅に遅れている理由の一つに「塗装工程のトラブル」があったかと思います。
この塗装問題もようやく解決したとの情報はあるものの、その一方で今回の一部改良では3色のボディカラーが廃止となる予定です。
2024年モデルよりラインナップされるボディカラーも含めてチェックしていきましょう。
【(2024年)新型アリアのボディカラー一覧】
◇プリズムホワイト
◇ミッドナイトブラック
◇ダークメタルグレー
◇ミッドナイトパープル
◇ステルスグレー
◇プリズムホワイト×ミッドナイトブラックルーフ2トーン
◇ディープオーシャンブルー×ミッドナイトブラックルーフ2トーン
◇NISMOステルスグレー×ミッドナイトブラックルーフ2トーン(NISMO専用カラー)
[廃止となるボディカラー]
▼暁-サンライズカッパー-
▼ブリリアントシルバー
▼カーマインレッド
以上の通りとなります。
何と、日産のイメージカラーにもなっている「暁-サンライズカッパー-」が廃止に…
更にはフェアレディZ(RZ34)でもラインナップされている「カーマインレッド」までも廃止になるとは…
これも塗装工程のトラブルの要因となったカラーなのかは不明ですが、もしそうなると、フェアレディZ(RZ34)にも採用されているカーマインレッドも、何れ廃止となってしまう恐れも?