えっ、これレプリカなの?本物そっくりのランボルギーニ・ヴェネーノのベースがまさかのガヤルド!ブガッティ・シロン後継のティーザー画像が公開
まさかランボルギーニでランボルギーニのレプリカモデルを作ってしまうとは…
ランボルギーニが世界限定3台のみ販売したヴェネーノ(Lamborghini Veneno)。
本モデルは、V12フラッグシップモデルのアヴェンタドール(Aventador)をベースにした特別限定モデルで、クーペタイプが限定3台のみ、オープントップのロードスターは9台のみ製造・販売されました。
なお名称の由来は、ランボルギーニのエンブレムにもある通り闘牛の名を受け継ぎ、スペイン語では「毒」の意味を持つエクストリームなモデルとなります。
そんな超希少なヴェネーノのレプリカモデルが台湾に存在するわけですが、何とそのベースが別のランボルギーニであることが明らかとなりました。
まさに大富豪の娯楽!レプリカモデルにかけた費用は約1,000万円!
こちらが、台湾・台北の大富豪オーナーが製作したというランボルギーニ・ヴェネーノのレプリカモデル。
この動画は、海外のスーパーカー/クラシックカー/スポーツカースポット系YouTuberのeffspotチャンネルが公開しているもので、ヴェネーノが駐車されている周りの車両も、全て台湾の富豪が所有している車両とのこと。
一見するとヴェネーノそのものともいえるエクストリームで複雑なスタイリングを持ちますが、何と中身はV8モデルのガヤルド(Gallardo)。
まさかのランボルギーニでランボルギーニのレプリカモデルを作るという、常人には理解しがたい改造ですが、これこそ大富豪の娯楽なのかも。
しかもこのレプリカモデルにかかった費用は68,142ドル(日本円に換算して約1,000万円)とのことで、ベースとなる車両本体も含めたら3,000万円~4,000万円になると予想されます。
ちなみにこのレプリカモデル、社外アフターパーツメーカーの専用ボディキットを装着しているそうで、プラットフォームやエンジンなどはガヤルドそのものですが、パッと見ではヴェネーノとそん色ないスタイリング。
ボディサイズまでは不明ながらも、ガヤルドベースともなればワイド&ローで近しいサイズ感なのではないかと推測されます。
ホイールデザインまでヴェネーノのオリジナルと見間違うレベル
まるで戦闘機のようなリヤクォータービュー。
シャークフィンとリヤウィングが一体化したところもヴェネーノそっくりで、足もとのホイール意匠も本物に寄せていますが、社外パーツメーカーのオリジナルなのか、それともヴェネーノの純正ホイールを装着しているかまでは不明です。
フロントからサイドにかけてのレッドのディテールアクセントも忠実に再現され、しかも下回りのブラックアクセントは全てカーボンファイバー素材という本気仕様。
ヴェネーノの車両本体価格は約4億円といわれていますが、既に中古車市場では約8億円~10億円にて取引されるほどにプレミア価値がついているため、その金額に比べると総額4,000万円のレプリカヴェネーノは安価に思えますね(決して安価ではないのですが…)。
本物のヴェネーノはこんなモデル
参考までに、こちらが本物のヴェネーノ。
パワートレインは、アヴェンタドールと共通の排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力はアヴェンタドールSVと同じ750ps/最大トルク690Nmを発揮。
トランスミッションは7速シングルクラッチトランスミッションを搭載。
足もとには、フロント20インチ・リヤ21インチとなる前後異径の鍛造ホイールを装着し、タイヤ銘柄はピレリ製P Zero。
0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒で、最高時速は356km/h以上となっています。
I Found a Fake Lamborghini Veneno in Taiwan