フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ルーミーHEV/ダイハツ・トールHEVが2025年3月デビューとの噂!顔面はまさに「ミニアルファード」のオラオラ仕様?

新車販売・登録台数ランキングにて上位を独占していたルーミー/トールが、いよいよFMC&HEV追加か

ダイハツのトールワゴン型コンパクトカーでお馴染みとなるトール(Daihatsu THOR)。

本モデルをベースにトヨタのOEMモデルとしてラインナップされているのがルーミーで、主力ラインナップとして常に新車販売・登録台数ランキングにおいては上位を独占するほどの人気車種です。

そんなトール/ルーミーは、本来2024年中にマイナーチェンジもしくはフルモデルチェンジにより商品力を大幅に高めるだけでなく、シリーズハイブリッドe:SMARTとなるHEVグレードも展開されることが期待されていました。

しかしながら、2023年12月末にダイハツの大規模不正問題により、全車種の生産・登録・出荷・販売が停止となってしまったため、新型車どころか現行モデルの生産・受注再開すらも全く不明なままとなっていました。


次期トール/ルーミーは2025年3月にデビューか

本モデルについて、国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、どうやら2025年3月頃にフルモデルチェンジ版としてデビューする可能性があるそうで、ダイハツベースとなるDNGAプラットフォームの改良版に加え、乗り心地の向上はもちろんのこと、騒音や振動などの収束性、遮音性なども向上することが期待されているとのこと。
※現行ルーミー/トールは、既に国土交通省並びにダイハツプレスリリースにある通り、出荷停止が解除されている

そして私個人も結構気になっているのがフロントマスクで、どうやら新型アルファード(New ALPHARD, 40系)のオラオラ顔になると予想されています。

こちらが新型アルファードのフロントマスク。

先代30系に比べると、オラオラ顔は少し抑えられている印象ではあるものの、大口グリルや釣り目デザイン、そしてヒョンデ・ツーソン(Hyundai Tucson)を彷彿とさせるグリルと一体化されたLEDデイタイムランニングライトが、次期ルーミー/トールに採用される可能性があるとのこと。

そしてその見た目は、実際にマガジンXさんでも完成イメージレンダリングを公開していますが、確かにその印象は「ミニアルファード」そのもの。

マガジンXさんの2024年5月号の表紙にも掲載中

via:MagX

ちなみにこちらが、マガジンXさんが2024年3月26日より販売している最新5号の表紙で、フロントグリルパターンはどちらかというと先代30系のアルファードで、ヘッドライト意匠の三眼LEDや、グリルフレームを縁取る形でのメッキフレームは、高級感だけでなくオラオラ感も上手く表現されています。

なお細かいところを見ていくと、トールワゴンタイプながらも、SUVやミニバンのようにサイドミラーアンダーに耳たぶミラーを設けるわけでもなく、アラウンドビューカメラを搭載する可能性が高そう。

足もとに関しては、デュアル5スポークやシングルスポークとは少々異なり、スパイラル形状のスポークデザインを採用することで、ルーミーが足元からアップデートされることをアピールしているのがわかりますね。

国内カーメディアSpyder7さんも、次期ルーミーの完成イメージレンダリングを公開済み

via:Spyder7

参考までに、こちらは国内カーメディアSpyder7さんが作成した次期ルーミーの完成イメージレンダリング。

マガジンXさんが作成したオラオラ顔とは異なり、こちらはどちらかというと落ち着いた顔つきで、ヘッドライト意匠はスバル風。

パワートレインに関しては、2020年より搭載されている排気量1.0L 直列3気筒自然吸気エンジンや、直列3気筒ターボエンジンの2種類で、他車種にも採用されている既存ユニットの排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンを発電機代わりにして、シリーズハイブリッドe:SMARTを搭載したHEVモデルが追加されるとの噂でしたが、どうやらこの噂はマガジンXさんとほぼ同じのようです。

2ページ目:マガジンXさんが予想するパワートレインや、予防安全装備は?そして懸念しているポイントは?