フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ルーミーHEV/ダイハツ・トールHEVが2025年3月デビューとの噂!顔面はまさに「ミニアルファード」のオラオラ仕様?

(続き)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ルーミー/ダイハツ新型トールはどうなる?

引き続き、国内自動車情報誌マガジンXさんが予想するFMC版・トヨタ新型ルーミー/ダイハツ新型トールについて見ていきましょう。

やはりルーミー/トールのハイブリッド(HEV)モデルは、燃費だけでなく静粛性の高さにも期待

まずはマガジンXさんが予想するパワートレインについて。

ルーミーHEV/トールHEV共に、2024年3月26日時点で生産・出荷・登録・販売停止になっているトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーのシリーズハイブリッド用エンジンが搭載されるとのこと。

この点はSpyder7さんと同様で、排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンを搭載して静粛性を高めるだけでなく、燃費性能も充実したシリーズハイブリッドe:SMARTが設定されることが期待されていますが、駆動方式については前輪駆動[2WD]のみになると考えられ、後輪モーターを搭載するような四輪駆動[AWD]までは設定されないものと考えられているそうです。

現時点では、まだ次期トール/ルーミーに関する具体的な情報は明らかになっていないものの、少なからず今現在でもわかることとして、競合モデルとなるであろうスズキ・ソリオ(Suzuki New Solio)のストロングハイブリッドとは異なり、燃費性能や静粛性、遮音性にも力を入れてくるのではないかと推測。

繰り返しにはなりますが、トール/ルーミーにフルモデルチェンジのタイミングで新たに追加されるであろうシリーズハイブリッドe:SMARTに関しては、ライズ/ロッキーのHEVモデル同様に、排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンを発電機代わりとして活用し、電動モーターで駆動するという日産のe-POWERのような基本構造で、スズキのストロングハイブリッドとは異なるような軽快且つ静かな走りを提供するのではないかと予想されます。


ダイハツベースの予防安全装備は少々不安だが…

続いて予防安全装備スマートアシスト(Smart Assist)ですが、こちらは現行ルーミー/トールよりもアップデートされることは確実で、全グレード標準装備ではないにしても、一部グレードに関しては、リヤパーキングセンサーやブラインドスポットモニター[BSM]、リヤクロストラフィックアラート[RCTA]、車線逸脱警報+レーンキープアシスト[LKA]も搭載される予定とのこと。

ドライビングサポートのアダプティブクルーズコントロール[ACC]に関しても、ベースはダイハツのスマートアシストになるため、いわゆる前方車両との車間調整や追従精度、減速時のナチュラルさ、車両割り込み時の車体の挙動など、その一つ一つの完成度はトヨタと大きく差が付いているため、果たしてより使い勝手の良いものへとアップデートされているのかも注目したい所ですね。

次期ルーミー/トールの内装にも期待したい!

そして個人的にもう一つ気になっているのが、内装はどこまでアップデートされるのか?ということ。

ベースとなるモデルがダイハツ・トールのため、基本的な造りやレイアウトはダイハツの思想に基づくものだと考えられますが、例えばトヨタのように12.3インチフル液晶メーターもしくは、7インチ液晶+LCDのハイブリッド、8インチ~12.3インチのワイドディスプレイオーディオなど、いわゆる先進的な内装が採用されるかまでは不明なままとなっていますが、こちらもどこまで進化するのか楽しみにしたいところです。

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