これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ルーミー?シリーズハイブリッドe:SMART搭載で燃費「30km/L」を記録し、2023年11月頃発売との噂

なおトヨタディーラーには、今のところ新型ルーミーに関する詳細な情報は入っていない模様

トヨタのトールワゴン型コンパクトカーでお馴染みとなるルーミー(Toyota Roomy)。

ダイハツ・トール(Daihatsu Thor)をベースにOEMモデルとして販売されている一台で、2016年発売当初は、ルーミーの姉妹としてタンク(Tank)も同時にラインナップされていました。

しかしながら、マイナーチェンジや大幅商品改良となる2020年のタイミングで販売を終了→ルーミーにデザインを集約したという背景があります。

そんなルーミー/トールも2016年に発売されて7年が経過しますが、いよいよこのモデルが2023年11月に初のフルモデルチェンジを行う?との噂が浮上しています。


ちょっとスバルっぽい?これが次期ルーミーのエクステリア?

via:Spyder7

こちらが今回、国内カーメディアSpyder7さんによって作成されたフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ルーミーの完成イメージレンダリング。

これまでのトヨタのデザイン言語とは大きく異なり、どちらかというとダイハツの水平基調をイメージさせるものがり、台形タイプのフロントグリルと水平基調のグリルバー、そしてヘッドライト意匠はトヨタ/ダイハツというよりも、スバルの”コ”の字型LEDポジションランプをイメージさせるものに。

おそらくSpyder7さんとしては、トールのOEMモデルとしてトヨタ・ルーミーだけでなく、スバル・ジャスティ(Subaru Justy)もOEMモデルとして供給しているから、さりげなくスバル色もあわせてみては…?というイメージで追加したのではないかと推測。

次期ルーミー/トールではDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用が濃厚

ちなみに、元々トール/ルーミーに使用されていたプラットフォームは、ダイハツのAプラットフォームがベース。

このプラットフォームは、トヨタやダイハツ、PSA・プジョーシトロエン、プロドゥアが3か国共同で開発した軽自動車を含むA・Bセグメントの前輪駆動[FF]車専用のプラットフォームの名称。

ダイハツが開発・製造する、一部の軽自動車や排気量1.5L以下クラスの小型車のほか、既に生産・販売終了のパッソ(Passo)、2代目bB、欧州市場専売車となる先代アイゴ(Aygo)などに使用されているグローバルプラットフォームですが、この後継としてダイハツ100%製造となるDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバール・アーキテクチャ)が採用されました。

いよいよ次期ルーミー/トールではシリーズハイブリッド採用か?

ちなみに次期ルーミー/トールでも、既に新型タント(New Tanto)やムーヴキャンバス(Move Canbus)、ライズ(Raize)/ロッキー(Rocky)に採用されているDNGAが濃厚で、更に改良を加えることにより静粛性や走行性能、振動も抑えることで乗り心地を大幅に向上させるようです。

そしてもう一つ気になるのがパワートレインだと思いますが、次期ルーミー/トールでは共通して排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルの他、ライズHEV/ロッキーHEVにも採用の排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジン+シリーズハイブリッドe:SMART HYBRIDが新たに導入されるのだそう。

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