【価格は高い?安い?】3列6人乗りのレクサス新型LM500h version Lの見積もりしてみた!アルヴェルのExecutive Loungeが買えなかった人向け?抽選販売の可能性は?
ようやく3列6人乗りの新型LM500h version Lの見積もりを取得!
2023年10月19日に先行にて発表された、2列4人乗り仕様となるレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LM500h EXECUTIVE[4WD]。
既にユーザー向けの納車も始まっており、街中でも僅かながらに見かけるようになりました。
そして今回、2024年5月の発売に向けて更にお得な?3列6人乗り仕様のLM500h version L[4WD]の見積もりを取得しましたので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。
LM500h version L[4WD]の車両本体価格は1,500万円!
まずはおさらいも兼ねてになりますが、新型LM500hの車両本体価格をチェックしていきましょう。
日本市場向けに関しては、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドを組み合わせたLM500hが先行にて販売され、2025年以降には、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたLM350hが遅れて発売されるものと予想されます。
【LM500hのグレード別価格帯(10%税込)】
◇LM500h EXECUTIVE(2列4人乗り):[4WDのみ]20,000,000円
◇[NEW]LM500h version L(3列6人乗り):[4WDのみ]15,000,000円
以上の通りとなります。
EXETUVIEとversion Lとの差額は500万円となりますが、それでもレクサスのフラッグシップミニバンとしては中々に強気な価格設定に見えますね。
ちなみに、個人的にこの価格設定は間違っていないと考えていて、レクサスブランドとトヨタブランドとの差別化を体現したものだと考えていますが、あとはラージサイズミニバンという限られたカテゴリーのなかで、トヨタ・アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)よりも更に高級感のあるミニバンを求める限られたユーザーに向けたモデルだと受け止めています。
アルヴェルのExecutive Loungeが購入できなかった層には魅力的なグレード
ちなみにこのモデル、あくまでも私の勝手な推測ではありますが、アルファード/ヴェルファイアの上級グレードとなるExecutive Loungeが購入できなかった層のために準備されたグレードだと認識していて、シートレイアウトは3列7人乗り → 3列6人乗りに限られ、駆動方式も四輪駆動[4WD]のみ、そしてパワートレインも「燃費重視」ではなく「パフォーマンス重視」のハイブリッドとなることから、アルヴェルとの明確な差別化が出来た満足度の高いミニバンだと考えています。
そもそも2列4人乗り仕様と3列6人乗り仕様では、装備面で何が異なる?
新型LM500h version Lの見積もり内容を確認する前に、そもそも2列4人乗りのEXECUTIVEと、3列6人乗りのversion Lで、装備面では何が異なるのか?チェックしていきましょう。
[LM500 version Lに採用される装備]
◇3列6人乗りシート
◇セミアニリン本革シート(1列目と3列目のみ)
◇L-ANILINE本革シート(2列目のみ)
[LM500 version Lに採用されない装備]
▼48インチ巨大リヤモニター
▼1列目・2列目専用パーティション
▼オールL-ANILINE本革シート
▼2列4人乗りシート
大きくは以上の通りとなります。
こうして見ると、version Lでは、シート表皮がオールセミアニリン本革シートに限定される?と予想していましたが、意外にもメインシートとなる2列目キャプテンシートのみ、L-ANILINE(エル・アニリン)シートが標準装備されるという豪華仕様。
この点はアルヴェルのExecutive Loungeでは採用されないポイントですし、大きく差別化できているポイントだと思います。