新型トライトンが一部販売店で「納期1年」に?!デリカD:5も4か月以上に延びている理由は?三菱が2024年4月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

三菱の工場出荷目途は、概ね月1回のペースで更新されている

三菱が定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は2024年4月2日時点での最新工場出荷目途一覧が更新されています。

出荷目途の情報以外にも、大きく注目されているフルモデルチェンジ版・新型トライトン(Mitsubishi New Triton)や、デリカD:5の最新情報などもチェックしていきたいと思いますが、特にこれら2車種の納期が遅れ傾向にあるようです。


新型トライトンの納期は、販売店によって大きく異なるようだ

まずは、2024年2月15日に発売されて、もうすぐ1か月が経過しようとしているフルモデルチェンジ版・新型トライトン(Mitsubishi New Triton)。

前回のブログでもお伝えした通り、本モデルの全国累計受注台数が1,700台を突破し、当初の目標月販台数200台に対して8倍以上であることをお伝えしました。

つまり、納期にすると「8か月以上」になることが予想されますが、私がいつもお世話になっている三菱ディーラーの情報によると、どうやら販売店によって振り分け台数が異なるらしく、一部の販売店では2024年4月初旬時点で「納期1年以上」と回答しているところもあるようです。

ただ、必ずしも1年以上の納期になるとは限らず、もしかすると2024年以内の納車も可能になる?ことが予想されますが、トライトンは国内生産ではなくタイ生産になる関係で、生産の優先度や船便のキャパなどの関係で大きく前後することもあるため、現時点ではまだまだ読めないところがあるようです。

なお、私がお世話になっている三菱ディーラーでは既に「8台」の受注が入っていて、全てGSRグレードとのこと。

一番最初にオーダーが入った個体は、2024年4月末に納車予定で、8番目の個体が10月以降を予定しているとのことで、最大で「半年」ほどの違いがあるようです。

デリカD:5は、今後更に納期が延びる可能性も?

続いては、三菱のSUV&ミニバンモデルとなるデリカD:5。

こちらも私がお世話になっている三菱ディーラーでは、既に4か月~6か月ほどに延びているそうで、その背景には「とある新規客からの受注が増えている」ことも影響しているかもしれない?とか…

全ての販売店で同様のことが起きているわけではないと思いますが、どうやら一部ではトヨタ新型ランドクルーザー70(Toyota New Land Crusier 70)が購入できなかった層がデリカD:5に流れているとのこと。

直4ディーゼルターボで四輪駆動はもちろんのこと、車中泊や積載性も充実したモデルなので、再びデリカD:5が注目 → 受注増で長納期化しているのも、こうした顧客の流れも影響しているのかもしれませんね。

2ページ目:三菱の2024年4月2日時点での工場出荷目途は、どのように変化した?