一部改良版・トヨタ新型カローラクロスが”シレッ”とサービスキャンペーン!プジョー308等が排ガス問題でリコール…スズキ新型スイフトは安全評価でファイブスター賞を獲得できず

外部給電アタッチメントが搭載されていない恐れアリ

2023年10月に発売されて半年が経過した、トヨタの一部改良版・新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、早くも本モデルにサービスキャンペーンが届け出されています。

サービスキャンペーンの中身としては、非常時給電システム装着車において、カタログに掲載されている付属品の外部給電アタッチメント(隙間詰め用プレート)が搭載されていないことが判明。

ちなみに外部給電アタッチメントは、非常時に後席ドアガラス上部より車外に延長コードなどを引く際に使用し、車内への雨水や虫の侵入を低減することができるユーティリティになります。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【サービスキャンペーン対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間]

[カローラクロス]
・6AA-ZVG13/ZVG13-1000003~ZVG13-1011369/令和510月16日~令和6年1月22日

・6AA-ZVG16/ZVG16-1000004~ZVG16-1003789/令和5年10月16日~令和6年1月22日

改善措置としては、全車両、外部給電アタッチメントをラゲージアンダートレイへ格納するサービスキャンペーンを実施するとのことです。

自身が所有する車がサービスキャンペーンに該当しているか否かをチェックする方法は?

今回のサービスキャンペーンについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。


ディーゼルモデルの排ガス規制値を満足しなくなる恐れアリ

続いて、プジョー308/3008/5008やシトロエンC4スペースツアラー/C5エアクロス、そしてDS7の7車種・計5,922台にリコール。

不具合内容としては、ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置(DPF)において、内部の緩衝材の形状が不適切なため、セラミックフィルターが過熱して亀裂が発生するおそれがあるとのこと。

このため粒子状物質の浄化性能が低下し、排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[プジョー308]
・LDA-T9AH01/VF3LHEHZRHS306773~VF3LHEHZRKS378242/平成 30 年 06 月 21 日~令和 02 年 02 月 25 日/403台

・LDA-T9WAH01/VF3LJEHZRHS356616~VF3LJEHZRKS376536/平成 30 年 05 月 11 日~令和 02 年 03 月 23 日/175台

[プジョー508]
3DA-R8AH01/VR3FHEHZRJY153484~VR3FJEHZRKY181308/平成 31 年 02 月 20 日~令和 02 年 08 月 06 日/910台

[プジョー3008]
・LDA-P84AH01/VF3MJEHZRJS235612~VF3MJEHZRKS391086/平成 30 年 07 月 13 日~令和 02 年 02 月 25 日/1,913台

[プジョー5008]
・LDA-P87AH01/VF3MJEHZRHL078712~VF3MJEHZRKS388547/平成 30 年 06 月 21 日~令和 02 年 01 月 16 日/1,469台

[シトロエンC4スペースツアラー]
・3DA-B787AH01/VF73AEHYRJJ798359~VF73AEHYRKJ799787/平成 31 年 02 月 02 日~令和元年 12 月 04 日/284台

[シトロエンC5エアクロス]
・3DA-C84AH01/VR7AJEHZRJL079620~VR7AJEHZRKL104199/平成 31 年 01 月 16 日~令和元年 12 月 24 日/439台

[DS 7]
・LDA-X74AH01/VR1JJEHZRHY173895~VR1JJEHZRKY183979/平成 30 年 07 月 13 日~令和元年 12 月 24 日/329台

改善措置としては、全車両、粒子状物質浄化装置(DPF)を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

2ページ目:フルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフトの安全性能評価は星いくつ?