中国ホンダが次世代ピュアEVの「烨(イエ)シリーズ」を発表!SUVの新型Ye P7/Ye S7、そして平均年齢32歳の研究チームによって生み出されたYe GT COCEPTの3車種が世界初公開

ホンダが突如として新世代ピュアEVとなる「烨(イエ)シリーズ」を発表!

2024年4月16日、ホンダの中国法人が新世代ピュアEVモデルとなる「烨(イエ)シリーズ」3車種を世界初公開しました。

今回、中国ホンダが発表したモデルは、SUVスタイルとなる「烨(イエ)P7」と「烨(イエ)S7」、そして第二弾のコンセプトモデルとなる「烨(イエ)GT CONCEPT」となります。

ちなみに、烨(イエ)とは中国語で 「火、日の光、光が盛んなさま、明るく光輝く」などを意味していて、烨シリーズは今後、中国において2027年までに6機種の投入を予定しているそうです。

早速、各モデルの内外装デザインをチェックしていきましょう。


中国ホンダといえば「e:N」シリーズが展開されていたが?

今回、中国ホンダが新たに展開した烨(イエ)シリーズは、四輪製品の電動化が進む中国において、現在展開している「e:N(イーエヌ)」シリーズに続く新たなEVシリーズ。

この烨シリーズは、クルマを運転するすべての人が、操る楽しさを通じて心の内に秘めた想いを解放し、それぞれの個性を明るく輝かせてほしい、という想いを込めていることから名づけられました。

新世代”H”ロゴを採用しつつ、ホンダの基本概念である「M・M思想」はそのまま

また、電動化への変化が速い中国において、挑戦と進化を絶えず追い求め、変革を加速させるという決意を込めて、車両には次世代EV向けとなる新たな”H”マークを適用。

烨シリーズは、次世代EVとしての価値をより高めることを追求し、ホンダのクルマづくりの基本理念である「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」に基づく”人を中心としたパッケージング”に加え、走行性能においては、中国で新開発したEV専用プラットフォームの適用と、長年培った電動化技術の融合により「操る喜び」をさらに突き詰めているそうです。

広汽本田が生産する新型Ye P7の内外装デザインを見ていこう

少し前置きは長くなりましたが、早速「烨(イエ)シリーズ」の記念すべき第一弾となる烨P7を見ていきましょう。

SUVスタイルの烨(イエ)P7は、別の呼び方だと「Ye P7」となり、広汽本田にて生産される予定です。

エクステリアデザインとしては、ヘッドライトは前後にC字もしくはコの字型のデザインを採用していて、どちらかというと王道のSUVというよりもクーペライクのような伸びやかなスタイリング。

こちららはリヤクォータービュー。

どことなくスバルWRXやレヴォーグのような”コ”の字型LEDテールランプを採用しつつ、アウタードアハンドルはボディパネルにシームレスに馴染むフラッシュタイプ。

そしてサイドミラーは設けられず、車内のディスプレイで確認できるミラーレスカメラとなります。

インテリアはスポーティさを持ちつつ先進的

インテリアはこんな感じ。

この車は、後に紹介するGT CONCEPTと同じレイアウトを持つものの、助手席側にはパッセンジャーディスプレイのようなものは見られません(そのかわりグラデーションデザインが見られる)。

その他の構成としては、調光キャノピーや車内ヘッドレストスピーカー、ワイヤレス充電パッドなどが装備されるとのこと。

なお予防安全装備は、新型アコード(New ACCORD)と同じHonda SENSING 360が搭載され、Honda CONNECT 4.0のスマートデジタルコックピットと統合され、先進的なアクティブAIインテリジェントテクノロジーと組み合わせることにより、消費者に安心・安全な運転体験と思いやりのあるパーソナライズされたサービスを提供するそうです。

2ページ目:東風本田の新型Ye S7と、スポーティなYe GT CONCEPTの内外装デザインも!