一部改良版・トヨタ新型カローラクロスが”シレッ”とサービスキャンペーン!プジョー308等が排ガス問題でリコール…スズキ新型スイフトは安全評価でファイブスター賞を獲得できず

(続き)フルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフトの安全性能評価結果が公表!

続いて、国土交通省とナスバ((独)自動車事故対策機構)が、自動車の安全性能を評価・公表する自動車アセスメントにおいて、スズキのフルモデルチェンジ版・新型スイフト(Suzuki New Swift)の評価試験を行った結果を公表しています。

今回の評価試験結果においては、予防安全性能評価が「Aランク」、衝突安全性能評価がBランクとなり、これらの評価結果から、5段階中上から2番目の高い評価である「★★★★☆」(4つ星)を獲得であり、ファイブスター賞は獲得できなかったとのこと。

具体的な評価結果についても、細かくチェックしていきましょう。


新型スイフトの国土交通省の評価について

まずはスイフトの安全性能や衝突性能、そして事故時の救助についての国土交通省の評価については以下の通り。

①衝突安全性能

◇衝突時に衝撃を効率よく吸収・分散する”軽量衝撃吸収ボディ[TECT]”を採用

◇事故時の衝撃に備えて6つのエアバッグを全車に標準装備

◇歩行者との接触時に歩行者の頭部、脚部へのダメージを軽減する歩行者傷害軽減ボディーを採用


②予防安全性能

◇自転車や自動二輪、夜間歩行者を検知対象に追加し、交差点の右左折時でも機能する新開発の衝突被害軽減ブレーキを全車に標準装備

◇区画線だけでなく構造物や道路の切れ目なども検知してドライバーに注意を促す車線逸脱警報機能を全車に標準装備

◇ハイビームの照射範囲を自動で調整するアダプティブハイビームシステム、ハイ/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストをグレード別に搭載

◇駐車時の低速でも衝突被害軽減ブレーキが作動する低速時ブレーキサポート(前進・後退)をCVT車に標準装備

◇壁などの障害物を検知してペダル踏み間違いやシフト入れ間違いによる急発進を回避する誤発進抑制機能をCVT車に標準装備

◇エアバッグが展開するような大きな衝撃を検知すると自動でオペレーターに接続する緊急通報機能をタイプ別に搭載

スイフトの安全性能評価をチェックしていこう

そして、気になるスイフトの安全性能評価は以下の通り。

◇衝突安全性(81%)・・・ランクB(総合得点81.10点/100.0満点)

・フルラップ前面衝突:87%

・オフセット前面衝突:75%

・側面衝突:100%

・後面衝突頸部保護:92%

・歩行者頭部:69%

・歩行者脚部:100%

・シートベルトリマインダー:77%


◇予防安全性能(99%)・・・ランクA(総合得点88.70点/89.00満点)

・AEBS(対車):100%

・AEBS(対歩:昼):100%

・AEBS(対歩:夜):100%

・AEBS(対自転車):100%

・車線逸脱抑制:100%

・高機能前照灯:100%

・ペダル踏み間違い時加速抑制:70%


◇事故後(100%)・・・先進型(総合得点8点/8点満点)


◇総合評価(90%)・・・ファイブスター★★★★☆(総合得点177.80点/197点満点)

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Reference:Toyota国土交通省①