えっ、フルモデルチェンジ版・マツダ新型NEロードスターの開発車両をスパイショット?!ランボルギーニ・ウラカン後継の公式スペックが公開

遂に次期NEロードスターの開発車両初スパイショット?!と思いきや…

2023年10月、内外装変更と共に特別グレードも追加で発表・発売されたビッグマイナーチェンジ版・マツダ新型NDロードスター(Mazda New ND Roadster)。

本モデルが発売されて7か月近くが経過しましたが、早くも海外ではNDロードスターのボディ全体にカモフラージュラッピングを偽装した開発車両?らしき個体がスパイショットされ話題となっています。

これはアメリカの大手掲示板サイトRedditやインスタグラムでも話題になったものですが、「遂にNEロードスターの開発車両か?!」と盛り上がりを見せているものの、どうやらその類の車両ではないことが明らかになっています。


オーナーが自分の愛車ロードスターに、カモフラージュ風ラッピングでカスタムしただけのようだ

こちらが2024年5月20日の午前に、アメリカ・フロリダのとある駐車場にてスパイショットされた次期ロードスター?と思わせる車両。

一見すると、外面はNDロードスターをベースに、中身はNEロードスター用のパワートレインが搭載されている?と思われても不思議ではなのですが、どうやらこの車体、一人のオーナーが「開発車両風にラッピングしているだけのカスタムカー」なのだそう。

足もとのホイールも見ていくと、”Mazda”ロゴ入りのセンターキャップが外されているので、確かに開発車両に寄せてきているのがわかりますね。

テストカーであれば、トップルーフをオープンにして放置するのは危険

なおテストカーの場合、基本的には社外秘になるため、外装がバレないように全体的に偽装ラッピングすることはもちろん、車内も見えないようにするために、例えコンバーチブルモデルであっても、ルーフはオープンにせず車内のデザインを見せないようにするのが鉄則。

もしこの車両が本物のテストカーだったとして、完全なオープントップの姿で駐車しているところをスパイショットされた場合は大問題になりますし、特に車内は配線などがぐちゃぐちゃしているわけでもなく至ってシンプル。

ちなみに、ダッシュボードとフロントガラスフレームがハッキリと確認できることや、ダッシュボード上にフローティングタイプのナビゲーションディスプレイが搭載されていないことから、もしかするとNDロードスター風に見せた先代以前のNA~NCロードスターという可能性も高そうですね。

テストカー風のカスタムモデルは、日本でもたまに目撃されている

via:X(旧Twitter)

ちなみに日本でも、市販車両のボディ全体にカモフラージュ風のラッピングを施工している個体を時々見かけますが、なかにはリフレクター(反射板)にまでラッピングしているものもあるため、そうなると保安基準上の問題もあって「これ大丈夫なん?」と思わせるものも(上の画像はあくまでもイメージです)。

ダズル迷彩のラッピングほど目立たないものはなく、ある意味で個性全開のラッピングデザインではありますが、今回アメリカにて目撃された個体はナンバープレートも装着していないこともあって、「この車って大丈夫なの?」と若干炎上気味になっているのも興味深いところです。

2ページ目:ランボルギーニ・ウラカン後継のテメラリオ(仮)のエンジンスペックが判明!