【悲報】高額な税金の影響でトルコでは1.5Lターボのメルセデスベンツ新型Eクラスでも「約1,000万円」→更に「100%」の税率が課されるようだ

(続き)トルコの法外な税率を見ていこう

ちなみに、トルコではBMW5シリーズとして「520i」が販売されていますが、これはグローバルモデルのような排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するのではなく、さらに高額な税金区分にならないように排気量1.6L 直列4気筒ターボエンジンが搭載されています。

あと参考までにですが、先程は排気量1.6Lを超えないエンジンを搭載した車両についてのみまとめてきましたが、仮に排気量2.0Lを超えるエンジンを搭載した車の場合、ÖTVは車両本体価格の+220%にも達することがあります。

これにVATが加算され、新車を購入すると絶望的な価格アップになりますし、トルコにて度々目撃されるフェラーリやランボルギーニといった大排気量スーパーカーを所有するオーナーは、真の富豪と考えた方が良いかもしれませんね。


シンガポールの税率も中々にクレイジーなのをご存じ?

先程はトルコの税率についてご紹介しましたが、これ負けず劣らずの税率が適用する国がシンガポール。

シンガポールでは、日本で販売されるような新車価格の3倍以上にて販売されることも多く、車両本体価格以外にも以下の税金等が加算される仕組みになっています。

◇車両本体価格(OMV)

◇車両所有権証書(COE)

◇追加登録料(ARF):本体価格の100%

◇関税(Excise Duty):本体価格の20%

◇消費税(GST):本体価格+関税の7%

◇車両登録料(Registration fee)

◇ディ―ラー手数料

つまり、日本では新車価格約300万円ほどで購入できるトヨタ・カローラ(Toyota Corolla)やホンダ・フィット(Honda Fit)であっても、シンガポールでは様々な税金が上乗せされてしまい、総額にして1,000万円近くの金額を支払う必要があるんですね。

車両所有権証書(COE)って一体何?

先程の税率一覧の中で、おそらく最も気になるのが車両所有権証書(Certificate of Entitlement:COE)の存在だと思いますが、実はこれ「車を所有するための権利(ライセンス)」を車両購入時に支払わなければならないんですね。

シンガポールはとても小さい国になるため、こういった制度を導入する背景には「政府の交通政策」にあるとして、非常に小さなマレー半島の先っぽにある小さな島に約500万人以上の人口が集中していることから、そこで全員が車を所有すると大渋滞になってしまいます。

そのため政府は、自動車の購入に加えて超高額な税金をかけて制限することで、自動車での渋滞回避と公共交通機関の利用を促しています。

COEは10年ごとに更新料を支払わなければならない

この制度は、先程のようなトヨタやホンダ、フェラーリ、ランボルギーニといった車種に関係なく全てに適用され、COEの料金を支払っても半永久的にそのライセンスを取得できるわけではなく、COE制度の有効期限は「10年間」しか設けられていません。

もしCOEの支払いできなければ、車は潰されるか、国外に売らなければならないため、ある意味シンガポールで車を維持できている方は正真正銘の大富豪ということに。

そして気になるCOEの価格帯については、関連記事にてまとめている通りで、おそらく皆さんが想像している金額以上に「高額」であることがわかるかと思います。

1ページ目:1.6Lターボ搭載のメルセデスベンツEクラスを購入するために、絶望的ともいえる税金を支払う必要がある?

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Reference:motor1.com