ホンダ新型ZR-Vの新色プレミアムクリスタルガーネットメタリックの満足度は?高級感と渋さが上手く融合しているが、次も選びたい色とは思わない
もちろん、今でもプレミアムクリスタルガーネットメタリックを選択して本当に良かったと思っている
2023年5月に私に納車されて、もうすぐ14か月が経過しようとしているホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。
本モデルの走行距離もようやく8,000kmを突破しましたが、ここ最近は中々利用頻度が増えていないところです。
今回は、本モデルを新車購入・契約した際に、何の迷いもなく選択した新色プレミアムクリスタルガーネットメタリックの満足度についてインプレッションしていきたいと思います。
このボディカラーは、ZR-Vから採用された新規開発色でイメージカラーでもあるため、新色好きの私にとっては「このカラーを選ぶ以外の選択肢は無かった」と思う程にインパクトの大きいカラーでした。
私にとってレッド系のボディカラーを所有するのは歴代3台目
こちらが、私が現在も所有しているZR-Vのプレミアムクリスタルガーネットメタリック。
2022年11月に正式発表されてからは、主力カラーとなるプラチナホワイトパールやクリスタルブラックパール、そして新規開発色で訴求カラーのノルディックフォレストパールの実車が展示されることが多かったため、なかなかガーネットカラーに遭遇することはありませんでした。
もちろん、YouTubeやSNSなどにてガーネットの実車画像は多く投稿されていましたが、地域柄なのか私が住んでいるエリアでは見ることができず、最終的にこのカラーを見ることができたのは、自分がオーダーした車両が届いたときでした。
私にとって人生で3台目となるレッド系のボディカラーですが、その前の2台は、レクサスCT200h F SPORTとNX300h F SPORTのレッドマイカクリスタルシャインでした。
このカラーはワインレッド系のカラーだったため、より小豆カラーに近いのはガーネットではあったものの、ZR-Vのプレミアムクリスタルガーネットメタリックは見慣れた感がある一方で、レッドマイカクリスタルシャインよりも更に渋く、それでいて年齢層高めの男女でも全く違和感のない存在感で一目ぼれでした。
少し不安はあったものの、実車を見てすぐに満足しましたし、今でも満足度としては90点以上と高得点。
参考までに、こちらがレクサスのレッドマイカクリスタルシャインですが、こうして見比べてみると、ガーネットの方がかなり濃くも暗めな印象はあるものの、それぞれの特徴が上手く活かされたカラーではないかと思います。
ガーネットカラーはとにかく汚れが目立ちやすい色
ちなみにこのカラー、有彩色の中でもかなり濃くて暗めだったこともあり、やはり花粉や黄砂、ミネラルによる汚れは結構目立っていた印象で、ブラックほどまではいかないものの、スタンダードなレッドやブルーはもちろんのこと、ホワイトやシルバーなどに比べると結構維持するのが大変でした。
特に黄砂などのような茶色や黄土色の汚れが悪く目立ってしまうため、洗車した翌日には、再び黄砂と雨のダブルパンチにより「洗車する前よりも汚くなってない?」ということもありました。
しかしながら、それでもガーネットの色合いは何物にも代えがたい高級感と渋さがあったため、今でもこのボディカラーを選んで良かったと思いますし、頻繁的に洗車は出来ないものの、1か月~2か月に1回のセルフ洗車の度に愛着がどんどん湧いてきて、キレイな輝きをみせるガーネットは神秘的。
他のホンダ車でガーネット系が出てきても、再び選ぶことは無い?
ただその一方で、もし他のホンダ車でプレミアムクリスタルガーネットメタリックが採用されたら、同じボディカラーを選択するか?と問われると「NO」と回答。
その分かりやすい例として、2024年6月28日に発売されたフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)では、プレミアムクリスタルガーネットメタリックがカラーラインナップされているものの、そのカラーを選ぶことなくCROSSTAR専用のデザートベージュパールを選択。
つまりは、その車のコンセプトや方向性にマッチしたボディカラーを選びたいという想いが強くなってきたため、それが新規開発色でイメージカラーであれば尚良い、というだけの話。
「特にリセール面が悪いから…」という理由ではなく、自分にとって良いなぁと思うボディカラーだったから選んだだけに過ぎません。
もちろん、他にプレミアムクリスタルガーネットメタリックが似合う車が出てくれば選択する可能性はあるかもしれないのですが、今のところこのカラーが最も似合うのは、スポーティでクーペライクなSUVモデルのZR-Vだけであり、それ以外では率先して選ぶことは無いかもしれません。