三菱の新型デリカミニで往復280kmのロングドライブ!速度90km/hと100km/hで走らせると燃費は「5km/L」以上も違った!納車後「通算21回目」の給油記録も

新型デリカミニでようやく長距離ドライブへ!

2023年6月に私に納車されて、もうすぐ14か月が経過する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

走行距離もようやく8,000kmを突破しましたが、本モデルにて、これまで往復200km以上の長距離移動を体感したことがなかったため、今回ようやくその願いが叶うことに。

たまたま仕事の関係で県外に向かう用事ができたので、「これはデリカミニ以外の選択肢はないでしょ!」ということで、往復共に高速道路メインで走らせることに。

あと、個人的に気になっていたのが速度による燃費の差はどれぐらいなのか?ということですが、軽自動車や普通乗用車に共通しているのが、90km/hと100km/hで走らせたときの燃費が全く異なるということ。

つまり、100km/h巡航で走らせると燃費が大幅に悪化するということですが、具体的にどれだけ燃費が異なるのかも検証してきたいと思います。


往路は90km/hの高速巡航

まずは往路から見ていきましょう。

往路 約140kmに対して、約120kmほどが高速道路走行になるわけですが、その際の走行条件としては「90km/h」に固定してアダプティブクルーズコントロール[ACC]で定速巡航にすること。

そうすると、平坦な道でも2,000rpm~2,500rpmのエンジン回転数を維持しながら巡航することが多いため、燃費としては18km/L~20km/Lを行き来することが多め。

こうした定速巡航は、いわゆるドライビングサポートのマイパイロット(Mi-Pilot)走行になるわけですが、基本的には日産のプロパイロット(ProPilot)がベースになっているため、前方車両との車間距離の取り方や、下り坂でのアクセルOFFのようなナチュラルな減速は流石。

何かと問合せの多かったフロントLEDフォグの有無による明るさの違い

往路は夜間時に走行したのですが、その理由がブログ読者様からのリクエストにより「フロントLEDフォグランプのON/OFFで、どの程度明るさが異なるのか?」を比較するため。

上の画像は、フォグランプがOFFのときの運転席からの見晴らし。

やはりフォグランプがOFFになっていると、手前が真っ暗ですし歩道も見づらいですね。

そしてこちらが、LEDフォグランプ点灯時の運転席からの見晴らし。

真っ暗だった手前の道路が一気に明るくなり、更に歩道も見やすくなりましたね(歩行者も確認できる)。

今回は晴れの日の走行でしたが、これが大雨や霧のときだと全く視界も異なってくるので、天候に関係なく点灯させておくのは安全面を高める上でも大事なことなのかもしれません。

デリカミニの速度標識機能は相変わらず使えない

そして、個人的にデリカミニで不満に感じているのが、予防安全装備の一つでもある標識認識機能がほとんど使い物にならないということ。

これは一般道でも高速道路でも同様で、明らかに速度標識が確認できるにも関わらず、上の画像の通り速度標識は「---km」と表示になることがほとんどなんですね。

ここまで読み取り不可が多くなると「何のための機能なのか…」と思うことも多いですし、特に一般道で知らない道を走る際には、速度標識を見落とすことも多いため、そういったときのインフォテイメントシステムに表示される速度標識が役に立つんですけどね…

ここまでポンコツなのはデリカミニぐらいだと思います。

90km/h巡航での往路の区間平均燃費は?

色々と不満を言いながらも、往路(自宅から目的地)までノンストップで走らせ、高速道路にて90km/h巡航で走らせての区間平均燃費は「18.7km/L」と中々に優秀。

外気温は28度と蒸し暑い程ではなかったのですが、エアコンは28度設定でフルオート稼働にして走らせています。

復路は100km/hの高速巡航

続いては復路を見ていきましょう。

復路 約140kmに対して、約90kmほどが高速道路走行になるわけですが、その理由が高速道路に乗る前に少し早めのタイミングで給油したかったから(ガス欠のリスクを避けるため)。

高速道路での走行条件としては「100km/h」に固定してアダプティブクルーズコントロール[ACC]で定速巡航。

僅か+10km/hの速度アップですが、実は平坦な道でも3,000rpm~3,500rpmまで回転数が上がるため、その際の瞬間燃費としては10km/L~15km/Lと結構バラつきが大きいんですね。

復路の平均燃費は「13.4km/L」!往路に比べて5km/L以上も悪化

ちなみにこちらが、給油してから高速道路を走り、その後下道走行で自宅に到着した際の平均燃費が「13.4km/L」。

先程の「18.7km/L」の平均燃費に比べると、「5km/L」以上も燃費が悪化しているのがわかります。

もちろん、夜間時の外気温と10度も違うこともあるため、エアコンの稼働状況にも差があることから全く同じ条件ではないものの、それでも28度固定でフルオート稼働は変わらずの条件でした。

そして自宅に到着した時点での総走行距離は8,022kmと、ようやく8,000km突破です。

給油頻度が圧倒的に多いデリカミニですが、気持ち的には既に10,000km以上乗っている感覚です。

2ページ目:デリカミニの納車後「通算21回目」となる給油・燃費記録は?